今年は「年賀状じまいをする」4割　ハガキの値上がりなど影響　LINEで代替できるけれど「届くとうれしい」【読者アンケート結果】

　新年に向けて、年賀状を準備する時期です。しかし、今年はハガキの値段が63円から85円に値上げされ、「年賀状じまい」を考えている人も少なくないのでは――。そんな見通しのもと、AERA dot.編集部が読者アンケートを実施したところ、44％が「年賀状じまいをする」（昨年よりハガキの枚数を減らす）と回答。「枚数は減らさない」の27％を大きく上回りました。やめる理由としては、「ハガキの値上がりや印刷の手間」を挙げた人が5割を超えました。「年賀状ばなれ」の傾向は、来年も続きそうです。

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「年賀状じまい」に関するアンケートは、11月27日から12月4日にかけて実施。1152人から回答をいただきました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
 

　今年、「年賀状じまいをする」という43.9％に加え、すでに「年賀状じまいをした」という回答も27.4％。「年賀状じまい」がさらに進んでいる様子がうかがえました。

　そして、「年賀状じまい」のきっかけについて聞いたところ、下記のようになりました。
 

「年賀はがきの値上がりや印刷コストなど、お金がかかるから」53.7%
「新年のあいさつはLINEやメール、SNS等でできるから」52.5%
「周囲で「年賀状じまい」をする人が増えてきたから」36.9％
「はがきで作成するのが大変になったから」36%
 

やめた後はどうする？

　では、年賀状をやめたあと、新年のあいさつはどうするのでしょうか。

　年賀はがきの代替手段などについて聞いたところ（複数回答可）、回答のなかで63.7%と最も多かったのが「LINE」。X（旧ツイッター）やFacebook、インスタグラムなどのSNSの11.9%と比べると「圧勝」でした。

　なお、「直接会う、電話する」は17.3％。一方で、「特に連絡を取っていない」が40.9%でした。