充実した設備に圧倒された

「教室内には大きなプロジェクターが2台あり端や2階席からでもよく見えた」(関西大学)

「学生同士が集まって課題などができる『リプラ』という施設があり、学生が主体的に学習できる設備が整っていることに大きな魅力を感じた」(関西学院大学)

「充実した設備に圧倒された。学校の保健室や訪問介護また産婦人科などの設備があり、学びのモチベーションが高まると思った」(同志社女子大学)

 その大学には学びに集中できる環境があるのかということも、高校生にとって重要な要素だ。設備の充実度の高さや自然に恵まれた環境は高校生から高評価だった。

暑すぎて思わず買ってしまったかき氷。キャンパスには日替わりでキッチンカーが毎日来るそうだ(関西学院大学、撮影/板谷姫乃)

喜色満面にあふれた学生たち

 大学の設備や環境だけでなく、そこで出会う人々も高校生の心に大きく印象に残るようだ。

「先生や卒業生、在校生との個別相談や会話は私の学校生活のイメージを豊かにしてくれた」(大和大学白鳳短期大学部)

「キャンパスツアーをしてくれたのが在学生の方だったので、大学生活の実際の話を聞けて、とても親しみやすく質問もしやすかった」(同志社女子大学)

「部活動に来ていた学生たちは、友達と行動していてみんな喜色満面にあふれていた。充実した4年間を過ごせそうだという印象を受けた」(大阪教育大学)

 大学は高校と比べても多様で多くの人々が集う場所でもある。実際に大学にはどんな人々がいるのかを知ることで、将来の学生生活をイメージできる。

卒業生、在校生のリアルな声を聞ける

「『経営学部まるわかり講座』に参加。大学の学部の特徴だけでなく、その学部が求めている人を知れた」(近畿大学)

「模擬授業は受動的な授業ではなく、自分で考えたりグループワークを行ったりした」(関西学院大学)

「卒業生のリアルな体験談を聞くことができた。研究や実習にとても力を入れていて、さまざまな経験ができるということが印象に残った」(京都薬科大学)

「一年生後期、二年生前期でどの科目に進むか悩む人が多いという話が印象に残った」(大阪工業大学)

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高校生がオープンキャンパスで気になったこと