「監督の外部招聘を望む声もあるが、可能なら球団OBを起用した方が営業面を含め理想的。立浪監督ほどの実績と知名度がある中日OBはいないので再登板の可能性は少なくないでしょう。現役引退後すぐに巨人の監督となり結果を出せなかった高橋由伸氏より可能性は高いと思う。なぜなら巨人は大物OBが目白押しですからね」(在京球団編成担当者)

 中日は先述のとおり、現在二軍でチームを指揮する井上氏に次期監督を要請したと報じられ、チームは“次”に向けた動きに早くも出ている。だが、またその先の未来には立浪監督の第二次政権が待っているかもしれない。“ミスタージャイアンツ”と呼ばれた長嶋茂雄氏も1度目の監督就任時には6年間で2度のリーグ制覇を果たしたが日本一にはなれず、志半ばで一度は現場を離れた。だが、その後再び指揮官に復帰してチームを2度の日本一に導いている。立浪監督も再び中日を指揮し、次こそは“ミスタードラゴンズ”が胴上げで宙を舞う姿を見たいと思っているファンも多いはずだ。

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