「球場が狭いセ・リーグなら軽く30本塁打」
指名打者制度がないセ・リーグの編成担当も「日本野球で活躍できることは証明されている。外野を守れますし、球場が狭いセ・リーグなら30本塁打を軽くクリアできる。明るい性格でチームに良い影響を与えられることは大きなプラスアルファです」と高い評価を口にする。
日本ハムファンとすれば、1年でも長くプレーしてほしいだろう。実際にSNS上では「レイエス、大好きだから絶対に来年も残ってね」「結果が出なかった春先も全力プレーを怠らなかったし、必死な姿をずっと見てきた。こういう助っ人を大切にしないと。日本ハムでプレーする姿をずっと見たい」など残留を望む声が多い。
前出のスポーツ紙デスクは、「日本ハムとの交渉が最優先になるでしょう。複数年契約で残留することは十分に考えられる。ただ、選手寿命が限られるので金銭面を含めた条件も大切な要素になります。過去にターメル・スレッジ、ブランドン・レアードなど日本ハムで活躍した助っ人外国人が他球団に移籍したケースがありました。レイエスはメジャーに戻る気はなく、来年以降も日本でのプレーを望んでいると言われています。日本ハムが常勝軍団を構築するためには、レイエスの残留交渉が最大の懸案事項になることは間違いない」と指摘する。
日本ハムの快進撃と共に、ファンに愛される助っ人の去就が注目される。
(今川秀悟)