キヤノンは、生物多様性の取り組みを伝えるとともに、“生命の循環”について考えいくプロジェクト「Canon Bird Branch Project」について、その内容を紹介したWEBサイトを更新した。
同社は、本社構内(東京都大田区下丸子)で約3割を占める緑地帯を“下丸子の森”と名付け、鳥類をはじめとした生物多様性を保全する活動を行っており、『日本野鳥の会』の指導のもと鳥類を観測する[ルートセンサス]の実施や、鳥たちが水浴びをできるようバードバスを設置したり、巣箱を設置したりしている。
こうした活動の結果、本社ビルの高層階には“ハヤブサ”がやってくるようになったという。さらにカルガモやツバメ、ハクセキレイ、メジロ、ツグミ、ヒヨドリなど多くの鳥類も飛来。さらに昆虫なども住まえるよう緑地の整備も行うなど、森の生態系ピラミッドの形成を促しながら生物多様性保全活動を進めている。
プロジェクトと同名のWEBサイトでは、日本野鳥の会・会理事/主席研究員の安西英明氏による解説も読める[野鳥写真図鑑]や、[野鳥写真図鑑]の写真を手掛ける野鳥写真家・戸塚 学氏が撮影について手ほどきをおこなう連載[野鳥の撮りかた]などのコンテンツを設置。[野鳥写真図鑑]においては、写真に加えて収録された鳥の鳴き声も聴けるようになっているのもポイント。
今回の更新では、[野鳥写真図鑑]にムクドリ/ハシブトカラス/ツバメ/キジ/カワセミ/オジロワシ/ウグイスのページを追加。[野鳥の撮りかた]に第5回・6回目のページを追加している。
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