AERA 2024年7月8日号より

「スポーツを『する』だけでなく『みる』『支える』に重きをおく学部・学科ができていることもあります」(浦野さん)

 年内入試ではその大学特有の情報を知った上で明確な将来展望を強く主張しないと、他の受験生との差別化は難しい。卒業後のキャリアは体育系の大学で学んだ学生は有利だと浦野さんは強調する。

「経済産業省が定義した『人生100年時代の社会人基礎力』には『前に踏み出す力』『考え抜く力』『チームで働く力』の三つの能力が今後より求められるとしています。そのどれもがスポーツで養われるものです。体育系の大学で学ぶことは、これからの社会でより求められるスキルを確実に身につけられるのです」

(ライター・鮎川哲也)

AERA 2024年7月8日号

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