大きな飛躍が期待されたヤクルトの高橋奎二
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 借金8を抱え、最下位で交流戦に突入したヤクルト。大きな誤算はプロ9年目左腕・高橋奎二(27)の伸び悩みだ。

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 今季、高橋は5試合登板で1勝2敗、防御率4.85。4月下旬にファームに降格し、1カ月の調整期間を経て今月23日のDeNA戦(神宮)で先発登板したが、期待を裏切る結果となった。5回途中までで7安打を浴びて4失点KO。序盤から直球、変化球ともに制球が定まらず、カウントを悪くして甘く入った球を痛打された。チームは敗れ、試合後に高津臣吾監督は高橋の乱調について、「解説のしようがない」と突き放した。

「打者と勝負する以前の問題だと思います。明らかなボール球が多く、打者に見切られている。変化球のストライク率が低いため、配球も狭まる。このままでは先発ローテーションに定着するのは厳しい。本来なら左のエースになってもらわないと困る存在なのですが……」(スポーツ紙記者)

 右足を高々と上げるダイナミックなフォームでつけられた異名が「左のライアン」。指に掛かったスピンの効いた直球は140キロ台後半の球速表示より体感速度が速く、キレ味の鋭いスライダー、タイミングを外すチェンジアップで三振奪取能力が高い。2021年の日本シリーズ2戦目・オリックス戦で先発し、プロ初完投初完封勝利の快投に衝撃を受けた野球ファンは多いだろう。21年1月に元AKB48のタレントの板野友美さんと結婚したことでも話題になった。

WBCでは豪州戦で好投

 22年は17試合登板して8勝2敗、防御率2.63をマーク。侍ジャパンのメンバーに選出され、昨年3月のWBCで世界一の一員に。1次リーグ・豪州戦に登板し、2回無失点の好投を見せた。

 球界を代表する左腕へ――。大きな飛躍が期待されたが、その後は殻を突き破れない。WBC後の昨シーズンは20試合登板で4勝9敗、防御率4.60。7回を投げ切った登板は1試合のみで、20被本塁打はリーグワースト。右打者に被打率.305と痛打を浴びる場面が目立った。

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