日本ハム時代から大谷を取材する記者は「来年に日本でドジャース戦の開幕戦が見られるなら、日本人対決が見たいですね。同学年の鈴木誠也(カブス)、侍ジャパンで共に打線の軸を担った吉田正尚(レッドソックス)、ラーズ・ヌートバー(カージナルス)をどう抑えるか見たいし、花巻東の先輩の菊池雄星(ブルージェイズ)や、千賀昂大(メッツ)、今永昇太(カブス)に対して打者としてどうアプローチするかも興味深い。大谷に憧れて、メジャーを目指す選手がさらに増えると思いますが、これは仕方ないです。それだけ日本球界のレベルが上がっている証ですから」
韓国で開催される開幕カードは大谷が大きくフォーカスされているが、他にも注目点は多い。メジャーで日本人最多の4度目の開幕投手を務めるダルビッシュはドジャースの強力打線相手に、どのような投球を見せるか。ダルビッシュから松井の継投策が実現するか。オープン戦では不安を残した山本は開幕2戦目の先発登板で、幸先良いスタートを切れるか…。歴史に残る開幕2連戦がきょう20日から始まる。
(今川秀悟)