昨年10月15日のフェニックスリーグ(宮崎・南郷)、山川はオリックス戦の初回に左翼席後方のネットに直撃する特大弾を放った。5月12日に出場選手登録を抹消、三軍で調整を続けてきた中での久しぶりの1発、山川にとっては西武へのお別れの気持ちもある「どすこいポーズ」だったのかもしれない。

「(女性問題から移籍までの経緯などは)社会的反響も大きく、いまだに批判する人も多い。しかし巨人坂本勇人にも当てはまるがグラウンド上で結果を出すことができれば逆風を跳ね返すことができる。打ちまくってソフトバンクを頂点に連れて行って欲しい」(ソフトバンク関係者)

 SNS上ではいまだ山川の移籍に関して批判の声は多いが、活躍を続けその声を封じ込めることはできるのか。本人は例年以上に野球に集中しているようにも見える。今季は新天地で多くの「どすこいポーズ」を見ることができるかもしれない。

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