日課は新聞を読むこと。しかし、自分について報じている記事には関心がなく、目を通さないという、(撮影/朝日新聞社・山本正樹)(c)朝日新聞社
日課は新聞を読むこと。しかし、自分について報じている記事には関心がなく、目を通さないという、(撮影/朝日新聞社・山本正樹)(c)朝日新聞社
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  テレビ朝日開局65周年記念の「徹子の部屋49年目突入SP」が23日、放送される。2時間のスペシャル番組に登場するのは前人未到の八冠藤井聡太さん。番組では幼少期のお宝も披露するというが、週刊朝日はかつて、15歳の藤井さんを取材し、自宅での様子を紙面で紹介していた。当時の記事を再掲する(この記事は、2017年7月24日に配信した週刊朝日2017年7月28日号の一部を再掲したものです。年齢、肩書等は当時)。

【写真】幼少時代の 藤井聡太四段はこちら

 いま、日本中に巻き起こっている“藤井フィーバー”。しかしそんな騒ぎなど、本人にはどこ吹く風。自宅リビングで、スマホ片手に考えるのは、いったいどんなことだろうか。

 愛知県瀬戸市の自宅。一家だんらんの場となる14畳のリビングダイニングルームに足を踏み入れて、拍子抜けした。この部屋が、快進撃を続ける15歳の「研究室」だった。

研究用の将棋ソフトを動かすパソコンは家族と共用。そろそろ「新しいパソコンが欲しい」と藤井四段。奥は母親の裕子さん
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すでに天才の片鱗を見せていた?小学生時代の藤井さん