そして、夜(午後8時以降)の時間は栄養やカロリーを吸収する「太る時間帯」です。夕食は軽く、たんぱく質と食物繊維を中心に、脂質・炭水化物は控えめにします。寝る2~3時間前までに済ませると、体調がとてもよくなります。夜に食物繊維を摂っておくと、腸内環境が整い翌朝のお通じが良くなります。一方、脂質は消化に時間がかかり、摂り過ぎれば睡眠の質を悪くします。

 忙しい現代人は、1日3食のうち、昼食を抜いたり軽くすませたりして、夕食の配分が多くなる人が多いと思いますが、夕食でたくさん食べてしまうと太りやすく、翌日まで胃もたれが続いたりすることもあります。特に減量を意識する人は、食事の時間と内容をチェックしてみましょう。

*Dietary Intake Regulates the Circulating Inflammatory Monocyte Pool. Cell. 2019 Aug 22;178(5):1102-1114.e17. doi: 10.1016/j.cell.2019.07.050.

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