“王者”駒澤大は、前回5区を4位で走り抜いた山川拓馬(2年)に2大会前の5区で好走した金子伊吹(4年)も控えており、山登りにも自信を見せる。さらに1年時に5区3位の実績を持つ青山学院大・若林宏樹(3年)、前々回5区6位、前回5区3位の実績を持つ中央大・阿部陽樹(3年)、同じく前々回5区11位、前回5区6位と経験のある早稲田大・伊藤大志(3年)も有力ランナーになる。
まずは1区で滑り出した後の「花の2区」での争いに注目。そして3区、4区とタスキを繋いだ後、勝負の「山登りの5区」で、レースの流れがどのように変わるか。「史上初の2年連続三冠」か、それとも「史上最大の大波乱」か。その大きなポイントとなる「2区」と「5区」の勝負から、目を離してはならない。