「捕手の併用がトレンドのように言われるが、オリックス以外の球団は実質的にメイン捕手を他選手がバックアップする形。自軍投手との相性などで捕手を変更するケースもあるが、それでもメイン捕手をある程度決めて戦っている。巨人は大城がその役割を務めるのはこれまでと変わらないはず」(巨人OB)
「僕の後継者は別にいらないと思っている」(10月21日、日本テレビ『Going!Sports&News』)と阿部監督は語る。しかし、一方でメイン捕手がしっかりしているチームが強いのを一番理解しているはずだ。岸田、山瀬、小林が大城を脅かす存在になればチーム力は上がるが、その前に大城が捕手としての技量を上げれば問題ない。巨人の正捕手問題はすでに答えが出ているようにも感じる。