WBCなど侍ジャパンの主要業務を仕切っているのが読売新聞社。一部では「侍ジャパンの次期監督に就任することが今回の退任の見返りなのでは?」という報道もされているほどだ。

「65歳という年齢もありフルタイムの監督業は難しいだろうがGM的な総監督なら十分可能。侍ジャパンは井端弘和監督が就任したが、来年のプレミア12までの“暫定監督”という話も聞かれる。原総監督、井端監督で次のWBCを目指すという道もある」(在京テレビ局スポーツ担当者)

 井端監督は2013年に中日戦力外となった際に原監督に拾ってもらった恩がある。今でも関係は良好でタッグを組むのに何ら支障はない。

「WBCでは2009年に世界一になった。2026年に予定されている次回大会では総監督でも世界一となれば日本球界屈指の実績になる。その後は以前から噂にあがっているNPBコミッショナー職就任の道も見えてくる。原監督がリベンジロードのスタート地点に立ちそうだ」(原監督を以前から知るスポーツライター)

 10月4日、巨人の監督としての最終戦(対DeNA、東京ドーム)後、「何か、ムクムクと沸いてくるでしょう」と語った原監督。すでに自身の中にはっきりとしたものが生まれつつあるのではないか。「夢の続き」が再び始まるのは想像以上に早いかもしれない。

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