そして、最近の研究で明らかになったのは、自分から発信をしている人たちの方が、心のウェルビーイングが保たれているということです。
そう言われてみれば、他人の羨ましい画像を見続けていたら、そうではない自分に悲しくなってしまうこともあれば、自分とは異なる意見を見ながら何も言わずにいれば、悶々としてしまうこともあるかもしれません。
ポジティブもネガティブも循環する
それから発信は発信でも、ポジティブな発信をするのが、メンタルに良いSNSの使い方のようです。「こんな悩みがあってさ……」とネガティブな話題をするよりは、ポジティブな内容を伝える場にしていく方がいい。
ポジティブなことを発信するためには、何かをポジティブに捉えて、それを自分から伝えることが必要です。そのプロセスによって自分の周りにポジティブなことを見つけられ、自分もポジティブな気持ちになれるのです。
また、その発信を見る人たちもポジティブになれ、それによってポジティブな反応が自分にも返ってきやすくなり、自分のさらなるポジティブにもつながります。まさにポジティブの循環です。