いい換えれば『嫌な部分をどこまで見過ごせるか』という脳の許容量を明確にする、ということです。許容量は人それぞれで、たとえば浮気が「絶対ダメ!」という人もいれば、バレないようにやる分にはいいという人、まったく気にならない人もいます。
靴下は脱ぎっぱなしでいいか悪いか。誕生日を忘れるのは許せるか許せないか。そういった許容範囲の違いが、そもそも別れた理由ではなかったでしょうか?
うまくいくカップルは「価値観の違い」を尊重
復縁がうまくいくカップルは、相手と自分の脳の違いをよくわきまえていて、なおかつ尊重し合っています。それは、脳に余計な負担を与えないということでもあります。
気に障るようなことがたくさんあると、思考系脳番地が酷使され「この人と付き合っていると疲れるから、別れたい……」と思わせてしまいます。好かれようとがんばるよりも、“一緒にいて楽な人”を目指しましょう。
同じ相手と結婚・離婚・復縁を繰り返すカップルは、近くにいるほうがいい時期、離れているほうがいい時期を正確に判断しています。相手のよさも悪さも尊重できる、冷静な脳だといえます。
(構成 生活・文化編集部 端 香里)