その結果、自宅がトイレットペーパーだらけになったり、買いだめした飲料やインスタント食品がいつの間にか賞味期限切れになっていたり……。「備蓄」しているつもりが、無駄にモノを増やしていることもあります。気がつくと部屋はモノであふれ、狭いスペースで寝食する生活に。

 そんな生活にならないためにもまずは、備蓄品の在庫を把握するところから始めましょう。買いすぎてしまうのは、不安な気持ちがあるため。どのくらい足りていないのかがわかれば、無駄に買いすぎてしまうということもなくなるはずです。

 また、普段から少し多めに食材を購入しておき、使った分だけ買い足していく「ローリングストック」という方法も実践してみましょう。日常生活で消費しながら備蓄することができるため、一定量の食料を鮮度を保ちながら保存することができます。

 部屋の収納にはかぎりがあります。備蓄品の量を把握し捨てる量を増やしましょう。

(構成 生活・文化編集部 端 香里)

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