「デイゲームで行われる週末や、強豪チームとの対戦ではチケット発売と同時に完売となる。日本シリーズ前哨戦と言われた交流戦のソフトバンク戦はパンパンに埋まっていた。夏場以降、優勝争いが佳境に入ればプラチナチケット化するのは間違いない」(スポーツマーケティング関連会社関係者)
甲子園のお膝元とも言える阪神尼崎駅周辺はどういった雰囲気になっているのだろうか。「日本一早いマジック点灯式」で有名な商店街では、今年も3月29日に公式戦試合数と同じ「マジック143」が掲げられ、ここまで順調に数字を減らしている。
「球団商標の使用を巡り、商店街との関係がうまくいっていない時期もあった。しかし2025年に同市にできる二軍施設も着工され、両者の関係性も良くなっている。改善というか本来の姿に戻った感じ」(スポーツマーケティング関連会社関係者)
以前のように同商店街では「六甲おろし」がエンドレスで流され、至る所に虎が鎮座している。試合前後には阪神のユニホームやハッピを身にまとった虎党たちが酒を酌み交わす日常が戻ってきた。
「ここ数年はコロナ禍もあり、町全体の雰囲気が悪かった。(今季は)阪神が好調なことに加え、甲子園での声出し応援もできるようになりマスク着用者も激減。勝っても負けてもみんなの表情が明るく、揉め事も少ない」(商店街関係者)
コロナ禍収束とともに岡田監督が就任、優勝へ向けて関係者やファンが一丸となって戦っている。阪神が優勝争いをすると必ず、「経済効果」ということで数字が出てくるが、すでに地元には良い影響をもたらしている。地元の経済が阪神に左右される部分が大きいのを実感している人は多いようだ。
「交流戦では別のチームのようになってしまったので踏ん張りどころ。選手が頑張って結果を出し続けること。ここまで期待させているのだから、優勝以外は考えれらない。コロナ不況からのV字回復は阪神次第、と声を大にして言いたい」(阪神担当記者)