エクスペディアジャパン(AAE)は卒業旅行に関する意識調査の結果を発表した。
卒業旅行にかける予算は、国内旅行は5万円未満が62.4%、5万~8万円未満が23.6%でこの2項目は合計で86.0%。一方、韓国では5万未満が63.6%、5万~8万円未満が36.4%と8万円未満で100%となった。台湾では5万円未満が45.5%、5万円~8万円が36.4%で82.1%と国内旅行とほぼ同水準であることが明らかになった。
その他、フランス、アメリカ、イギリス、イタリアは予算を20万円以上確保すると回答した人が平均約27%で、大きな差がみられた。
また、同行者でも「賢い選択」の傾向が見られる。20代の回答者の場合、友人が83.0%と最も高く、ゼミ・サークル(26.0%)、恋人(14.5%)、家族(7.5%)となり、「行く相手によって卒業旅行の行き先を変える」は66%(全回答者)と半数以上。「家族は親がお金を出すために贅沢ができるが、友人は倹約する必要がある」「恋人の場合は流行っている場所、親の場合は温泉など落ち着ける場所」など、家族とは親に出してもらえる最後の旅行として贅沢をしたいが、友人とはなるべく予算を押さえたい」など損得勘定が垣間見られる回答もあったという。
なお、卒業旅行の意向だが、行く予定の学生または行ったことのある社会人は50.6%で約半数。行かない予定の学生、または行なかった社会人に「行っておけばよかった」と思う人は約半数にのぼる44.9%だったことが判明した。
調査は20代~50代の男女5348人を対象に実施。その中からスクリーニングを実施。して計1500名分の回答を集計した。