撮影/写真部・松永卓也
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 現在3歳になる男の子を育てるryuchellりゅうちぇる)さんとpecoぺこ)さん。「無理なときは、サボったっていい」「叱っても愛を伝えるのが大事」など、夫婦が発信する“子育て論”に、SNSでは「救われた」「ためになる」など、共感の声も寄せられています。そんな二人が、日々の育児について、交互で語る連載「ryuchell&pecoの子育て日記」。今回は、ryuchellさんに、子どもの性教育について聞きました。

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 僕のお家では、3歳ころから性教育を始めました。

「性教育」というと、いやらしく聞こえたり、大人な話のように聞こえたりしますよね。だけど、本来はそういったものではなくて、自分の身体を守るために、とても重要な教育だと思っています。

 きっかけは、息子がバービー人形で遊んでいるときでした。裸のまま「公園に持っていきたい」と言ったんです。

 そのときに、僕は「公園とかお外で裸で歩いている人いないでしょ。どうしてかわかる?」って聞きながら、「身体はとっても大事で、みんなに見せたくないところがあるの。だからみんなお洋服を着ているんだよ。バービー人形が裸だとみんなびっくりしちゃう」と伝えました。

 こういうのも性教育だと思っています。

 その他にも「お友達が自分のちんちんとか恥ずかしいところを触ってきたら、『ダメ!』と言っていいんだよ。それくらい大事なところなんだよ」ということを教えています。

 小さな子どもが性犯罪なんかに遭ったというニュースを聞きます。自分の身体が大事だということを教えることで、犯罪に巻き込まれることを防げると思います。

 上の世代の人たちは、性教育は学校で少し習うくらいで、家庭でもしっかりと教えてもらう機会は少なかったと聞いています。そういう人たちからすると、性については子どもが自分で学んでいくとか、親が性教育をする必要はないんじゃないかと思うかもしれません。

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女性の生理について教える理由とは