だが、近年ヤクルトはFAの選手など、中心的なプレイヤーにはお金を惜しまない傾向もあり、残留が基本線とも考えられる。
「(2020年のオフには)山田哲人と7年総額35億円プラス出来高で契約。(昨オフには)村上宗隆と3年総額18億円プラス出来高で契約を結んでいる。2人の存在は別格ではあるが、田口の今の年俸が安過ぎる感は否めない。残留は球団側の誠意にかかっている」(ヤクルト担当記者)
ヤクルトはプレー環境が適していて、能力を発揮できる場所なのは証明済み。オフにチームがどう動くかが、まずは重要になってきそうだ。
今季もヤクルトは優勝候補と言われ、黄金時代の到来も予想される。強くなれば選手年俸が高騰するのは仕方ないが、その中で田口にはどういった評価をくだすのか。今季の結果次第ではFA市場を騒がせる選手になり得るだけに、シーズンでのパフォーマンスには大きな注目が集まる。