イラストが並んだパネルにサインをする秋山寛貴さん(撮影/上田泰世・朝日新聞出版写真映像部)
イラストが並んだパネルにサインをする秋山寛貴さん(撮影/上田泰世・朝日新聞出版写真映像部)

 1ページでくすっと笑えて、楽しめる。空き時間に、動物を思い浮かべながら、発想を膨らましていくことが多いと話す。コントのネタ作りと比べて、どっちが難しいのだろうか。

「どうですかねぇ……『#秋山動物園』は、ちょっとニヤっとしてもらえたらいいな、笑えればいいなと思いながら描きました。なんか使う脳は似ているかもしれないですけど、気楽にやっています。イラストの投稿は、スベることがないんで(笑い)」

書いたサイン。芳林堂書店高田馬場店に見に行こう!(撮影/上田泰世・朝日新聞出版写真映像部)
書いたサイン。芳林堂書店高田馬場店に見に行こう!(撮影/上田泰世・朝日新聞出版写真映像部)

■個展を開催するならば「森美術館」で

 漫画を描いてみたいし、立体造形にも興味があるという。今後の目標は? 

「個展を開きたいです。この本に載っていないものも含めると、すでに90匹ぐらい描いているんですよ。描いたイラストパネルにして壁に90枚並べたいです。カラフルなイラストなので、綺麗だと思います。もし個展『#秋山動物園』が開催できるとなったら会場は“森美術館”で開催したい! 上京してすぐに行った森美術館は、思い出の地でもあるので」

 難しいことは書かれていない本なので、 気楽に手に取っていただきたいと笑顔で話す。動物のイラストだから、大人も子どもも楽しめる。

 「意外とシュールなことを書いているので、『どういう意味だろうね』とか『これ、なんか好きだわ』みたいに、みんなでわいわい話しながら見ていただけたら嬉しいです」

文/長谷川拓美(朝日新聞出版)

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