4月6日、楽天の田中将大投手が史上59人目となるNPB通算1500奪三振を達成した。メジャーリーグでも日本球界でも第一線で活躍してきた田中投手だが、それを長年支え続けてきたのが妻でタレントの里田まい(39)だ。
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里田は4月に自身のブランド「THE MINE COLLECTION」の立ち上げを発表。アメリカで初めての育児を経験し、「いっそ自分が長く飽きずに使えるものを、自分で作りたい」と思ったのが、ブランドを設立するきっかけだったとSNSでつづっていた。一見、唐突な起業にも思えるが、実は構想から4年をかけて実現したとも明かし、第1弾としてトートバッグと万能クラッチポーチを発売した。
「ネット上では『なぜ今さら?』などの否定的なコメントもありましたが、フタを開けてみれば、トートバッグ(グレー)は2日もたたないうちに完売となる人気ぶり。元メジャーリーガーの夫を持ち、ニューヨークで育児に奮闘していた里田さんの姿は、同世代ママから憧れの存在となっていましたから、完売にも納得です。子育て世代を意識した、小物がたくさん入る多機能で便利なバッグとポーチの2種類から始めるというのも、かなり手堅い感じがします。価格も高すぎず、安すぎずの絶妙な値付けで、バッグ類から展開し今後は洋服にも広げていくという戦略でしょう。事業の進め方を見ると、実はやり手なのかも、と思わずにはいられませんでした」(女性誌のライター)
結婚後は、メジャーリーガーの妻として裏方に徹していた感もある里田。全盛期のタレント時代は「クイズ!ヘキサゴンII」(フジテレビ系・2005~11年)の「おバカキャラ」が浸透したこともあり、そこまでクレバーな印象を持つ人は多くないかもしれない。だが「実はポテンシャルは相当高い」と言うのは、女性週刊誌の芸能担当記者だ。
「里田さんは運動神経が抜群で、高校はソフトテニスで推薦入学したほど。(出身の)北海道大会での準優勝や、全国大会出場の経験もあるんです。また、まったくの初心者から3カ月で乗馬技術を習得し、北海道・花畑牧場のホースショーではサドルを装着せず馬を乗りこなすパフォーマンスをしたことが有名です。02年のハロプロ運動会ではMVPにも輝いており、スザンヌさん、木下優樹菜さんの3人で結成したアイドルユニットでNHK紅白歌合戦にも出場しています。何をやっても吸収が早く、いろいろな活動を同時にできるマルチな才能があるのです」