放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は、アイブロウ専門コスメ「リューヴィ」のサロン「mime(ミメ)」と「リューヴィ アイブロウペンシル パウダーフレッシュ」。
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女子アナや女芸人さん、そして“庶民的な”女性タレントなどは、髪のみ、テレビ局に常駐しているメイクさんに仕上げてもらい、顔はセルフメイクであることは何度も書いてきた。
人のメイクをゼロから見られるというのもなかなかないので、たまの出演時は、メイク室でチラ見をしている私。そこでいつも思うのは、メイク技術というのは年代によって大きく異なるということだ。若い子は、情報も、道具も、そして、お手本になる人も多く存在するからか、メイクが本当に上手。なかでも、オバサン世代が苦手とする眉メイクに大きな差をつけていると思う。
しかし、大人の眉メイクは、「眉で人生をかえる 眉が人生をかえる」のキャッチコピーで2006年、眉の手入れや眉メイクに特化した『リューヴィ』が誕生してから、劇的に変わった。
「目は口ほどにものを言う」と昔から言われるが、『リューヴィ』のサロン「mime(ミメ)」で眉を整えてもらうと、顔の印象が大きく変わるし、目がパッチリするから驚かされる。
眉の手入れというと、専用のシェーバーで剃って細くしたり、長さをカットしたりする方法がポピュラーだが、「mime」では自眉を増やすことから始まる。
それでなくても、昨今は太眉がトレンド。ゆえに、ペンシルではなくパウダーで描く方が多いかと思うが、使い慣れていないと難しい。
ではペンシルタイプはどうかというと、パウダーとワックスなどの油脂を固めて作る芯ばかりで、もともと皮脂が多いといわれる目元に吸着してしまうのが難。
その点、“眉のプロフェッショナル”が考案した「リューヴィ アイブロウペンシル パウダーフレッシュ」は、パウダーをそのまま特殊フィルムで巻いて芯状に成型。木軸で仕上げたスペシャルなアイブロウペンシルなのである。これは日本初の処方だそうで美容ライターらも大注目だ。
仕上がりは、パウダーで描いたようにナチュラルでやさしいのに、使いやすさはペンシルのそれ。描き心地や仕上がりの良さをベストに保つには、一日一回転ほど削るのがコツだという。黄みをおさえたまろやかな「シナモンブラウン」と、ブラウンのニュアンスをもつ「ヌガーグレー」の2色とも、日本人の髪や瞳の色に溶け込んで、バランスのいい美眉をつくってくれる。モデルやプロの美容家を数多く顧客にもつ『リューヴィ』のサロンとオリジナル眉コスメで、今年こそ美人眉の象徴“柳眉”を手に入れよう。
※週刊朝日 2019年1月25日号