本誌の名物企画である「女子大生&男子学生表紙シリーズ」。今回は早稲田大学の2年生の小川紗良さん。彼女には、『未来ちゃん』や『明星』で有名な写真家・川島小鳥さんも一目置いているよう。
小川さんを見たスタッフの多くが、「強い」と口にした。存在感、印象、輝き。それらが圧倒的だ。
実は小川さん、俳優兼監督として活躍中。2015年にはインディーズ映画「INNOCENT15」に初出演。16年には、自主制作した映画「あさつゆ」(監督・脚本・主演)がゆうばり国際ファンタスティック映画祭にノミネートされた。
表紙の一枚を撮影する時、写真家の川島小鳥さんは「『死ね』って言ってみて」と小川さんにリクエスト。川島さん曰く、「可憐な見た目の裏に、強い情熱が隠れていそうな気がするから」。ロケ中も、みんなではしゃぐ姿より、一人で焼き物や窯に見入る姿が目についた。
小川さんに「自分の一番の魅力は何だと思う?」と聞いてみた。
「目が強いってほめていただくことが多いので、目力ですかね」
でもそれだけじゃない。本人も気づかない未知なる何かが、眠っていそうです。
※週刊朝日 2016年8月5日号