託児所どんぐり(福島市堀河町)保育所や小学校など子供の集まる場所では地上50センチの空間線量を測っている(撮影/写真部・馬場岳人)
託児所どんぐり(福島市堀河町)保育所や小学校など子供の集まる場所では地上50センチの空間線量を測っている(撮影/写真部・馬場岳人)

 原発事故後、福島県内の至る所でこの白い円柱形の物体が目につくようになった。空間線量を測る線量計(モニタリングポスト)だ。原子力規制委員会によると県内に3661台ある(2015年3月時点)。同県内のコンビニエンスストアの店舗数、775(日本フランチャイズチェーン協会の統計、14年8月時点)の5倍近い。

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「設置場所は住民の要望を聞いて決めている。最近は解除に備えて避難指示区域での設置要望が多い」(福島県災害対策本部)

週刊朝日 2015年4月3日号