「会話をしてから」が出社です
普段から会話の回数を増やしておかないと、いざというときに困ります。
営業職向けにロールプレイング研修を行なうと、年々、参加者の「ボキャブラリー」が減っていると感じます。言葉のバリエーションが少ないのです。
「サポートも充実していますのでご安心いただければと思います。
それから途中でプラン変更もできますのでご安心いただければと思います」
というように、「安心」という言葉ばかりを繰り返すようなイメージです。あまりに同じ言葉を連発されると、「別に心配してないんですけど……」とつっこみたくなりますよね。
やはり、普段から口にしているようなことが、ビジネスの大事な場でも出てくるのでしょう。だから、自分の心の壁を越えて、できるだけ話をする機会を増やしましょう。
朝だったら、「おはよう」の後に、「週末ゆっくり過ごせた?」と質問するのもありです。
「さっきの資料、表紙の日付が抜けていたよ」程度のことなら、チャットで伝えるより直接言われたほうが嫌みもありません。
声をかけるときの心の壁を越えるためには、「タイムカードを押すことが出社なのではなく、誰かと言葉を交わしてからが出社だ」と考えてもいいくらいです。
自分から話すきっかけを増やすように行動してみましょう。