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42歳での電撃結婚。そして伝説の高齢出産から2年。母として、女優として、ますますパワーアップした水野美紀さんの連載「子育て女優の繁忙記『続・余力ゼロで生きてます』」。今回は、2歳になったチビの喜怒哀楽から、大人が「石!」と感情をあらわにする状況について考察する。
【チビに対して菩薩のようだという水野美紀さんだが、夫の唐橋さんから見ると…】
* * *
2歳になったチビ。
日々、スポンジのように様々なことを吸収し、表現している。
単語もたくさん言えるようになった。
コミュニケーションが取れるようになってきて、可愛さ爆発だ。
「おいでー」と手招きしたり、「もうとっと?」と首を傾げながらお皿を差し出して、おかわりを要求したり。こちらが「ちょーだい?」と手を出すと、「あーとーで!」と拒否されたり。
カタコトでの会話がたまらなく可愛い。(決して親バカではない)
最近「となりのトトロ」のDVDを観せたところ、どハマりして、「トト、みゆ? みゆ?」とテレビを指差して毎日観たがるように。
カンタの「あっかんべー」を真似し、メイとサツキの「まっくーろくーろすけ、出ておいでー!」に合わせて、「まーっくーくーけ、でーでー!」と一緒にさけび、トトロが登場すると興奮して鼻息荒く、「トト! いた! トト! たー!」と画面を指差す。
歌もおぼえて「とないのとっとーおとっとーおー」と口ずさんでいる。
たまらなく! かわいい!(親バカではない)
我々がDVDプレーヤーを開け閉めし、リモコンの操作をするのを見て、どうやらそれらをいじるとトトロが現れると認識したようで、DVDプレーヤーの色んなボタンを押してディスクトレーを出そうと試み、出てこないときは、「おーい!」と呼びかけている。
外に連れ出せば、石や葉っぱに大興奮。
しやがみこんで小さな石を拾うと、
「いち!!」
と見せに来る。
電車が通れば「でんちゃ!」
虫を見つけたら「むち!」
お月さま見つけて「おきまま!」
パパを見つけて「まま!」
色んなものの名前を覚えて、それを口にするのが嬉しくて仕方がないようだ。