検診、ワクチン接種、保育園の資料集め、書類準備、説明会参加。
色々と重なった時は本当に忙しかった。
毎日増え続けるタスクの山。
その頂上は、もはや雲に隠れて見えないほどに思えた。
ふと気づくと、自分の足の爪がものすごく伸びていて、「あれ!? こないだ切ったはずなのに??」
とびっくりすることが続いた。
そのくらい毎日が飛ぶように過ぎていったのだ。
気絶するように眠っては泣き声に起きて、ミルクやってオムツ替えて寝かしつけ。また気絶。
2、3時間おきの刻み睡眠でずっと睡眠不足。
あの頃は、やる気というよりも、必要に迫られて必死に一つ一つ目の前のタスクを消化していく感じだった。
そんな、母業の嵐に揉まれて1年と4カ月。
なんと、慣れた。
自分でもびっくりだが、人間てすごい。
この歳からのこんな急な変化にも、慣れることができるのだ。
ピーク時に比べると、タスクはちょっと減った。