家の買い替え「住宅ローン残して賃貸に回す」と“大変な事”に? (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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家の買い替え「住宅ローン残して賃貸に回す」と“大変な事”に?

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山下和之AERA#住宅
【1級建築士・柴総合計画代表取締役】柴英寿さん(45)/宅地建物取引士などの資格も持ち、建物の企画・設計・デザイン、調査・リニューアルから不動産の売買仲介まで手がける(写真:本人提供)

【1級建築士・柴総合計画代表取締役】柴英寿さん(45)/宅地建物取引士などの資格も持ち、建物の企画・設計・デザイン、調査・リニューアルから不動産の売買仲介まで手がける(写真:本人提供)

【ファイナンシャルプランナー・信共社長】中村諭さん(46)/「住宅ローンソムリエ」を登録商標として掲げて活動。情報サイト「オールアバウト」の住宅ローンガイドも務める(写真:本人提供)

【ファイナンシャルプランナー・信共社長】中村諭さん(46)/「住宅ローンソムリエ」を登録商標として掲げて活動。情報サイト「オールアバウト」の住宅ローンガイドも務める(写真:本人提供)

 家の購入は人生の一大イベントだが、様々な理由から家の買い替えを検討することもあるはず。買い替えの際には、今の家を売ることと、新しい家を買うことを同時進行することが重要だと専門家は語る。失敗しない買い替えの秘訣を聞いた。

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*  *  *
「子どもも独立したので、都心近くの便利な中古マンションに買い替えたい」
「子どもが大きくなったので少し広めの部屋に移りたい」

 そんな買い替えで心配なのがお金の問題だ。今の家を売ったお金を、無駄なく新しい物件に回すにはどうすればいいか。リフォーム費用はどう捻出するか。理想は、売りと買いを同時に進行させながら、同時決着させることだ。

 その成功の秘訣について、1級建築士であり、不動産の総合管理・売買・仲介を手がける柴総合計画代表取締役の柴英寿さんはこうアドバイスする。

「買いたい物件が見つかってから買い替えを進める人が多いのですが、その場合には、契約を結ぶ前に必ず今の住まいがいくらで売れるのか相場を確認してください。査定は無料のことが多いので数社に見てもらい、いくらで売れるのかを把握しておきましょう」

 相場を知ったら、いよいよ不動産業者と契約することになる。このときに重要なのが「買い取り保証」だ。

「購入契約を結ぶとき、買い取り保証を付けておけば、スムーズに同時決着できます」(柴さん)

 買い取り保証とは、売買契約にあたって、現在の住まいが当初の売り出し価格で一定期間内(通常は3カ月程度)に売れない場合、あらかじめ取り決めた価格で不動産業者が買い取ってくれるという約束だ。

 その買い取り価格を判断する際に、相場を知っておくことが武器になる。相場を知らないと、価格の設定で不動産業者に足元を見られてしまう。

 一方で、物件の価値を高く見積もりすぎていると買い取り価格で業者と折り合えないおそれがある。予定通りに売却できなければ、新しい物件を買うための資金がショートすることにもなりかねない。

 千葉県市川市で買い替えを成功させた会社員の男性(45)は、こんな体験を語る。


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