雅子さま「本格復調」 皇室ジャーナリストが実感した瞬間 (3/6) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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雅子さま「本格復調」 皇室ジャーナリストが実感した瞬間

編集部・作田裕史AERA#皇室
元宮内庁職員・元「皇室手帖」編集長 山下晋司さん(59、左) 23年の宮内庁勤務の後、独立。「皇室手帖」編集長などを務め、現在はBSジャパン「皇室の窓」監修など元日本テレビアナウンサー久能 靖さん(80、中) アナウンサーとして数々の報道番組を担当。1990年にフリーになり、「皇室日記」のキャスターを長年務めた 「女性自身」皇室担当記者近重幸哉さん(55、右) 1988年に「女性自身」の記者となり、皇室取材を担当。著書に『生まれてきてくれてありがとう 愛子さまの二年間』(撮影/写真部・長谷川唯)

元宮内庁職員・元「皇室手帖」編集長 
山下晋司さん(59、左) 
23年の宮内庁勤務の後、独立。「皇室手帖」編集長などを務め、現在はBSジャパン「皇室の窓」監修など

元日本テレビアナウンサー
久能 靖さん(80、中) 
アナウンサーとして数々の報道番組を担当。1990年にフリーになり、「皇室日記」のキャスターを長年務めた 

「女性自身」皇室担当記者
近重幸哉さん(55、右) 
1988年に「女性自身」の記者となり、皇室取材を担当。著書に『生まれてきてくれてありがとう 愛子さまの二年間』
(撮影/写真部・長谷川唯)

●雅子さまは祭祀の所作も完璧だった

──どのタイミングにせよ、いずれ皇太子さまが天皇になります。陛下は皇太子さまに何を継承してほしいと考えているのでしょうか。

山下:具体的なことではなく、「望ましい天皇のあり方を求め続けてほしい」ということでしょう。

久能:陛下は昭和天皇といろいろなことを話し合われ、学ばれたはずですが、なさったことをそのまま引き継いだわけではありません。ご自身で時代に合った天皇像を築かれた。皇太子さまに「自分と同じことを」とはおっしゃらないでしょう。

近重:新聞各紙の世論調査によれば、陛下の「お言葉」に国民の約9割が共感しています。国民は、これまで国民にお心を寄せてこられた天皇、皇后両陛下のお姿に共感し、感謝して、「次世代に継承を」という気持ちになっている。

 NHKの報道後、私は雑誌記者として、奈良県の神武天皇陵、京都市、長野県の松本駅前、上高地や静岡県の下田市など、皇太子ご夫妻が出かけられる場所に取材に行きました。集まった方々の中には、「両陛下がいらしたときにも来ましたので、皇太子ご一家もお迎えに来ました」という方が多くいました。「皇太子殿下はいかがでしたか」と聞くと、「今日のお姿を拝見したら、もう十分に天皇のお務めができると思いました」と皆さんおっしゃいます。国民は皇太子ご夫妻を信頼し、受け入れていると感じました。

山下:雅子妃殿下も最近はお元気ですね。ご結婚当時の雰囲気を感じると話す職員もいます。

久能:長くなされていなかったにもかかわらず、宮中祭祀の所作も完璧だそうですよ。「皇后になる」という自覚が急速に芽生えられて、それがいろいろなところに表れているように感じます。

近重:6月に岩手県に行かれたときも、皇太子殿下と雅子さまはコースを外れて駅で待っている人たちに歩み寄られ、「今日はどちらからですか」「震災の時は大丈夫でしたか」などと声を掛けられた。長期ご療養前のスタイルを復活されていました。天皇陛下のお気持ちを、皇太子ご夫妻は十分に受け止めていらっしゃるのです。


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