コロナの家庭内感染を防ぐには? “うっかり付着”に注意 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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コロナの家庭内感染を防ぐには? “うっかり付着”に注意

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拭き掃除は素手で。終わったらしっかり手洗いを。手袋は脱着時にウイルスがつくおそれがあるので着けないほうがよい (Getty Images)

拭き掃除は素手で。終わったらしっかり手洗いを。手袋は脱着時にウイルスがつくおそれがあるので着けないほうがよい (Getty Images)

感染者がいるときの対応 (週刊朝日2020年6月5日号より)

感染者がいるときの対応 (週刊朝日2020年6月5日号より)

「家族とどれくらいの距離を取ればいいのか、まったくわかりませんでした」

 こう話すのは、大手マスコミに勤める30代の男性会社員。3月下旬、協力会社の知人ら計10人近くで会食したが、その後、その中から新型コロナウイルスの感染者が出た。男性は濃厚接触者となり、会社から2週間の自宅待機を命じられた。

【家庭内感染を防ぐ 感染者がいるときの対応はこちら】

 男性には症状は何も出なかったが、食事や洗濯などをどうしていいかわからず、不安な日を過ごしたという。

 では、感染者や感染が疑われる人(以下、当事者)と一緒に過ごす家族はどうすればいいのだろうか……。

●感染者がいるときの対応
・部屋を分ける
・感染者の世話は限られた一人に
・感染者も家族もマスクをする
・感染者も家族もこまめに手を洗う
・定期的に換気をする
・トイレ・洗面所は感染者が使ったら消毒
・感染者のゴミはポリ袋に密閉して捨てる
(厚生労働省ホームページ、永井医師への取材をもとに作成)

 上の一覧は、厚生労働省が公表している内容をまとめたものだ。まずはこれを踏まえる必要がある。その上で、国立病院機構東京病院の感染症科部長の永井英明医師は、こう解説する。

「やみくもに恐れることはありません。感染予防の『基本のキ』を理解していれば、家庭内感染のリスクを下げることは、十分に可能です」

 永井医師が言う基本のキとは、これまでずっと言われている「接触感染」と「飛沫感染」を防ぐという二つだ。

「具体的に言うと、飛沫(ひまつ)感染の予防としては、当事者も、家族も、家の中でずっとマスクをする。接触感染の予防としては、こまめに手を洗う。それだけ?と思うかもしれませんが、新型コロナの感染者を診ている医療機関でも、防護服などを装着しているとはいえ、基本はこの二つの徹底です」

 当事者がマスクを着ける意味は“他者に感染させないこと”につきる。市販の不織布マスク(サージカルマスク)がなければ手作りマスクでも、アベノマスクでも構わないという。


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