【相談室】なぜおじさんは若い女の子が好きなの? 前川喜平の答えは (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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【相談室】なぜおじさんは若い女の子が好きなの? 前川喜平の答えは

連載「前川喜平の”針路”相談室」

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前川喜平週刊朝日#前川喜平
写真はイメージです (c)GettyImages

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 男性だって、年をとるほどに若い女性にはない魅力がわかってくるものです。実際に、年を重ねるほどに魅力を増す女性っていますよね。その魅力というのは、人生経験を積んだからこその深みや、文化的な豊かさ、生き方そのものの輝きなど、一言で言えば人間的な魅力です。これは年齢を超えた魅力だと思います。

 例えば、今のキョンキョン(小泉今日子)はすごく人間的魅力があると思う。若いアイドル時代よりずっといい。この前も、下北沢の劇場に、キョンキョンの舞台を見に行きましたよ。キョンキョンは、52歳になった今も「私は私」という生き方を貫いていて、これぞ“折れない自分”を持っている人だなあと思います。

 自分が望む生き方を自ら選択してのびのびとしている人って、本当にすてきです。キョンキョンは、若さなんかに全く執着していないと思うし、年齢とは違う次元の魅力の持ち主だと思う。年を重ねるごとにすてきになる人と言えば、落合恵子さんや草笛光子さんなんかも思い浮かびますね。年を重ねた人間的魅力の究極の姿は、瀬戸内寂聴さんのような人でしょうか。

 女性の方でも「枯れ専女子」(「枯れ専」=「枯れた男性専門」の略語。年配の男性好きの女性)っていますよね。やはりそれは、人生の知恵や、人間としての経験など、人間的な魅力を求めているということではないでしょうか。女性であれ男性であれ、若さだけが魅力ではないのです。

※JASRAC 1810263-801

週刊朝日  2018年10月5日号


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前川喜平

1955年、奈良県生まれ。東京大学法学部卒業後、79年、文部省(現・文部科学省)入省。文部大臣秘書官、初等中等教育局財務課長、官房長、初等中等教育局長、文部科学審議官を経て2016年、文部科学事務次官。17年、同省の天下り問題の責任をとって退官。現在は、自主夜間中学のスタッフとして活動する傍ら、執筆活動などを行う。

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