【キャンドゥ　平成ヒットアイテム ベスト30】


1位：ダイヤモンドパフ／2位：有楽 ブラックサンダー／3位：ネイル関連商品／4位：ソーラー電池玩具／5位：ボーンチャイナシリーズ（※）／6位：UVレジン液 5グラム／7位：メラミンスポンジ／8位：ドリンクジャー／9位：ココナッツオイル（※）／10位：シャーリングフェイスタオル各種／11位：LEDライト各種／12位：PCクリアボトル 500ミリリットル／13位：エッグタイマー／14位：ハンディスピナー（※）／15位：セルフィースティック シャッター付／16位：iPhone純正ケーブル用保護カバー／17位：スクイーズ各種／18位：シリコンラップ／19位：つま先立ちスリッパ（※）／20位：クルミ／21位：片手で挟める！ふとんばさみ／22位：どこでもキャップ／23位：卵の穴あけ器／24位：つけまつげ各種／25位：カラフルルームブレス／26位：インテリアジェル各種／27位：バッグハンガー各種／28位：和モチーフアイテム／29位：トマトCo カニ缶／30位：メダルケース
※取り扱い終了（2017年12月現在）

　そしてベストヒット30が上記だ。1位の「ダイヤモンドパフ」は、2014年9月に発売。当時「驚くほどきれいに落ちる！」と話題だった人工ダイヤモンドのスポンジの価格は千円前後だった。それを10分の1の価格で販売する商品に仕上げるには、2年の歳月を要したという。

「当時の主要取引先だった約100社と交渉し、開発に手を挙げていただいたのはわずか1社だったんです」（広報担当者）

　使用感は感動モノだ。既存のスポンジで落ちなかった鏡の水あかなどが、するする落ちる。使い方も簡単。ぬらしてそっとこするだけ。

「友人や知人から『100円のすごい商品を教えてほしい』とリクエストがあった際には真っ先に挙げる商品です」（同）

　ランキングの中に食品が多いのも興味深い。昭和の時代には、薬局や雑貨店で食べ物を買う発想はなかった。それが平成には、日用品を中心に取り扱う100円ショップでも食品が並ぶ。高級食材のイメージのカニ缶、美容や健康分野のココナッツオイル……。チョコレート菓子の「ブラックサンダー」は、大好物と公言する体操の内村航平効果か。「一目で『義理』とわかるチョコとしてもバレンタインデー時期を盛り上げている商品です」（同）

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