「めちゃイケ」終了に鈴木おさむが一番気になったこととは… (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「めちゃイケ」終了に鈴木おさむが一番気になったこととは…

連載「1970年生まれの団ジュニたちへ」

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鈴木おさむ/放送作家。1972年生まれ。高校時代に放送作家を志し、19歳で放送作家デビュー。多数の人気バラエティーの構成を手掛けるほか、映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍

鈴木おさむ/放送作家。1972年生まれ。高校時代に放送作家を志し、19歳で放送作家デビュー。多数の人気バラエティーの構成を手掛けるほか、映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍

「めちゃ×2イケてるッ!」の司会をするナインティナイン(c)朝日新聞社

「めちゃ×2イケてるッ!」の司会をするナインティナイン(c)朝日新聞社

 バラエティーとは、いい意味で空気のような存在になっていく。長年連れ添った夫や妻のように。だけど、いなくなるとわかった瞬間ありがたみに気づく。

 だからと言って、毎週放送している時にありがたみを感じてほしいなんて思ってない。

 なにごとも続けることが一番しんどい。長く投げ続けてボロボロになった投手を見てると、バラエティーと通じるものを勝手に感じてしまう。

 長く続いた番組が終わるのは残念だが、テレビのためには新陳代謝も必要だとは思う。

 大事なのは、そのあとに何が始まるか、何をやるかなのだが、人気の長寿番組の後枠ほど、やりにくいことはない。

 結果を比較するし、「前のほうが良かった」と言いだす人もいる。

 新しく始まる番組は、そこでもがいて、もがき続けて挑戦を続けることで新たな人気番組になっていく。が、やはり、90年代に誕生した番組のようなものは生まれにくいと思う。

 テレビ番組の予算や規模も小さくなり、コンプライアンスも厳しくなる中、作っていかなければならない。

 ただ、その中でも、池の水を抜いちゃう番組とか、今までなんでこれなかったの?って番組が誕生するから、テレビを作る人たちの頭脳と根性はすごいなと思う。

 日々、テレビのパワーをたたく記事を目にするが、その中でも、話題になる番組もまだまだ生まれてくる。その一方で、終了していく番組。

 90年代から始まりずっと投げ続けてきたバラエティーが引退する時は、そのバラエティーの生きざまを見届けていただきたい。

週刊朝日 2017年11月24日号


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鈴木おさむ

鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。パパ目線の育児記録「ママにはなれないパパ」(マガジンハウス)が好評発売中

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