元ラグビー日本代表、リーチ・マイケルが主将は「もう二度とやりたくない」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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元ラグビー日本代表、リーチ・マイケルが主将は「もう二度とやりたくない」

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リーチ・マイケルさん(右)、知美さん夫妻(撮影/山本倫子)

リーチ・マイケルさん(右)、知美さん夫妻(撮影/山本倫子)

――ケンカをすると出ていくのは夫なのだそう。

妻:私が何か言うと彼は黙っちゃうんです。貝が閉じるように「パタッ」って。

夫:ケンカして二人がピリピリすると、お互いイヤになっちゃうから。そういうときはホテルに泊まる。

妻:それでリセットして帰ってくるならいいかなと。

夫:それに試合の前も気持ちがピリピリするし。

妻:「私から彼に電話をかけちゃいけない」っていうルールもあるんです。昔一度、私から電話したら「いま集中してるときだから、俺からかけるから、電話かけないで」って言われて。

夫:僕はもともとあまり人に何かを任せたくない性格なんです。

妻:任せてその人がミスしたら怒りの持っていきようがない、って。

夫:できるだけ自分で全部コントロールしたい。そうしたら負けても自分のせいだから。でもピリピリするのは試合の前だけです。試合の後は勝っても負けてもお酒を飲みに行って、1週間、準備してきたものをリセットする。

妻:一人でいる時間がほしいタイプですね。

夫:だからいま、東京の家の近くに家を買おうかなと思ってるんですよ。1LDKの自分用の家。

妻:え? いま住んでる家だって賃貸なのに?(笑)

――現役を引退したら、夫はボランティアワークをしたいという。

夫:子どもにラグビーを教えたり、地震のとき被災地にボランティアに行ったり、そういう仕事がしたい。

妻:彼のお父さんはフィジーのハリケーン被害のとき、お母さんの実家の村に行って家を建てるなどのボランティアをしていた。マイケルにもそういう気質が受け継がれているんだよね。

夫:お金にならなくてもいいんです。

妻:ということは、私がしっかりしないといけない。カフェだけじゃなくて、何か事業をして軌道にのせたいとか、いろんな可能性も考えています。でも私は老後が楽しみなんです。絶対もっとゆっくり楽しく過ごせるだろうから。

夫:でも、いまちゃんとやらないと老後は暗いよ。

妻:そう。いまは大変なことをひとつずつクリアしていかないと。まだまだがんばりどきですね。

夫:今日はなかなかリアルな話、しちゃったね(笑)。

週刊朝日 2017年1月27日号より抜粋


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