70歳からの「愛と性」 忘れられない禁断の夜 (1/5) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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70歳からの「愛と性」 忘れられない禁断の夜

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●脂ぎった男性に口説かれて A子さん(68)

 専業主婦で、働いた経験はない。45歳の娘と40歳の息子はともに結婚して独立、4人の孫に恵まれる。夫は75歳。1部上場企業の元役員で、2年前に退職し現在は無職。

     ◇
 A子さんは高級官僚の父を持つ裕福な家庭で育ち、背が高く、70歳近くになったいまもスタイルの良さを保つ上品な女性だ。

 オシャレが好きで、ネイルサロンに通うなど、細かな身だしなみにも気を使っていた。顔のしわのばしのためにヒアルロン酸の注入などもしているので、年齢の割には若く見える。

 2年前、小学校の同窓会に出かけたA子さんは、久しぶりに会った女友達と意気投合し、ゴルフに行く約束を交わした。後日、女友達の一人が仕事仲間の男性4人に声をかけ、8人でゴルフに出かけた。

 それがきっかけでA子さんは、その中の一人、70歳の男性から熱烈なアプローチを受けることになった。

 男性にはA子さんと同じ年の妻と3人の子どもがいる。背が低く小太りで、どうひいき目に見ても、一流企業に勤めていたA子さんの夫のほうがすべてにおいて上回っていた。

 ところが夫とは対照的に、脂ぎった品のないこの男性から下世話に口説かれたことを、A子さんは嫌悪感を持つどころか好意的にさえ受け止めた。

 それはこれまで経済的には不自由なく恵まれた環境で上品に生きてきた彼女にとって「新鮮な出会い」だった。

 2回目、3回目のゴルフの帰りに二人だけで食事をし、4回目のゴルフの帰りに食事からそのまま横浜のシティーホテルへ……。そこで初めて結ばれた。

 それからは、月1回の友人たちとのゴルフを口実に、そのつど関係を持っている。A子さんはこう語る。

 「夫にはない素朴な感じに惹かれるんです。自分のことを女として見てくれて、髪形や洋服をきちんと褒めてくれる。女として体を求められるのも嬉しい。夫は会社での地位を得るまでは必死で働いて、地位を得たら今度はそれを守るために必死でした。私のことを家政婦としてしか見ていませんから」


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