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「読書」に関する記事一覧

京言葉が「いけず」な理由は歴史にある?
京言葉が「いけず」な理由は歴史にある? 「ぶぶ漬でも、どうどす?」と京都で言われたら、それ、すなわち「帰れ」という意味。都市伝説のようにそう伝わってきた。どうして、京言葉は、「いけず」(意地が悪い)で「わかりづらい」のか。都人ではない私たちは、京都人のたおやかな振る舞いに、「本当はどう思っているのかな」とオドオドしたり、時に「もっとストレートに言ってくれればいいのに」などと思ったりする。
史上初のダブルW受賞!? 恩田陸ってどんな作家なの?
史上初のダブルW受賞!? 恩田陸ってどんな作家なの? 『蜜蜂と遠雷』(幻冬舎)で史上初の直木賞と本屋大賞のW受賞し、話題をさらった恩田陸(おんだ・りく)さん。実は恩田さんは、2005年に『夜のピクニック』(新潮社)で第2回本屋大賞を受賞しており、今回の受賞により同じ作家が本屋大賞を2度受賞するという快挙も成し遂げているのだ。
W受賞の恩田陸「あまりの絶望に『お笑い度』が高くなった」話題の新作とは?
W受賞の恩田陸「あまりの絶望に『お笑い度』が高くなった」話題の新作とは? 著書『蜂蜜と遠雷』(幻冬舎)で見事2017年本屋大賞に輝いた恩田陸さん。同作はすでに、第156回直木三十五賞を受賞しており、史上初のW受賞という快挙となった。そんな恩田さんの最新刊『錆びた太陽』(朝日新聞出版)は、原発事故がモチーフとなっている作品だ。この作品の構想の出発点はどこにあるのか? 恩田さんがその思いを「一冊の本」に寄稿してくれた。

この人と一緒に考える

鴻巣友季子が村上春樹新作から読み解いた「親になりたがる男たち」
鴻巣友季子が村上春樹新作から読み解いた「親になりたがる男たち」 村上春樹の新作長編『騎士団長殺し』が発売されて、まもなく一ヶ月を迎えようとしている。各紙誌の書評も出揃うなか、翻訳家でエッセイストの鴻巣友季子さんが、村上作品の系譜を追いながら、その魅力と作品世界の広がりに迫る。なぜ男たちは親になりたがるのか? そしてタイトルにある「殺し」に込められた、鴻巣さんによるスリリングな仮説とは?

特集special feature

    東芝、シャープの崩壊からみえた産業構造3つの問題
    東芝、シャープの崩壊からみえた産業構造3つの問題 東芝が主力の半導体事業を分社化し、その新会社の株式の過半数を売却する方針を打ち出すなど、苦境に立たされている。台湾の鴻海精密工業の傘下に入ったシャープに続き、海外企業による東芝本体の買収も起こり得るのだろうか。『日本の電機産業 失敗の教訓』(朝日新聞出版)の著者で、電機業界の再編を後押ししてきた産業創成アドバイザリー代表取締役の佐藤文昭氏に、日本の電機メーカー劣勢の真因を分析してもらった。

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