「僕が死んでいなくなったら…」天国の夫から奇跡のラブレターに妻「執念でしょうね」 能登半島地震から1年 昨年1月1日、能登半島は地震による壊滅的な被害に見舞われた。記者は発災直後の3日、避難所となっていた石川県・輪島市役所で、夫を亡くしたばかりの一人の女性に出会った。女性は、記者を倒壊した自宅に連れて行き、夫の最期や生前の思い出について涙ながらに語った。【がれきの下に消えた夫との夢 輪島塗の作品を置ける交流の場を…「ここに翔ちゃんが埋まってたんです」】 そんな彼女が、1年ぶりに再会した記者に語ったのは、「天国の夫からラブレターが届いた」という小さな奇跡だった。 能登半島地震輪島被災地 1/1
永井貴子 愛子さまはなぜ、能登半島地震の被災地でテニス大会に立ち寄る予定だったのか 「天皇の娘」は、まだ皇室が足を運んでいない土地へ 天皇、皇后両陛下は12月17日、1月に能登半島地震、そして9月に豪雨被害を受けた石川県輪島市を訪問された。おふたりが能登を訪れたのは3回目だ。一方で、両陛下の長女、愛子さまは、同県七尾市や志賀町への訪問を予定していたが、直前の豪雨災害で取りやめになったままだ。当時、愛子さまが立ち寄る予定だった復興支援のためのテニス大会で実行委員長を務めた元プロテニス選手の佐藤直子さんは、愛子さまが現地に足を運ぼうとしてくれたことに感謝している。 愛子さま能登半島地震テニス皇室 12/29
大谷百合絵 【2024年1月に読まれた記事③】がれきの下に消えた夫との夢 輪島塗の作品を置ける交流の場を…「ここに翔ちゃんが埋まってたんです」 暮れゆく2024年を、AERA dot.の記事で振り返ります。1月は「がれきの下に消えた夫との夢 輪島塗の作品を置ける交流の場を…『ここに翔ちゃんが埋まってたんです』」の記事が特に読まれました(※年齢、肩書等は当時のものです)。 能登半島地震輪島2024年に読まれた記事 12/21
福井しほ 【2024年1月に読まれた記事②】「痛々しい画像いっぱい流してごめんなさい」 21歳美大生が能登町の写真をSNS載せ続けた理由、届いたエール 暮れゆく2024年を、AERA dot.の記事で振り返ります。1月は「『痛々しい画像いっぱい流してごめんなさい』 21歳美大生が能登町の写真をSNS載せ続けた理由、届いたエール」の記事が特に読まれました(※年齢、肩書等は当時のものです)。 能登半島地震2024年に読まれた記事 12/21
能登半島地震「進まない水道管の耐震化」浮き彫り 持続可能な水道インフラどう作るか 2024年1月1日に発生した能登半島地震。約5カ月にわたって断水が起きるなど、水道インフラに甚大な被害をもたらした。その背景には、水道管の劣化や耐震化の不備があるが、なぜ水道インフラの整備が進まないのか。地震大国・日本で水を安定供給するには、どうしたらいいのか。AERA 2024年12月23日号より。 能登半島地震断水水道インフラ上下水道施設分散型水道システム分散型システム耐震化 12/19
能登半島地震「5カ月断水」復旧を困難にした最大の理由とは 被災地だけではない水リスク 能登半島地震では、多くの水道管が破損し、約5カ月にわたって断水が起きた。長期化した背景には何があるのか。取材から日本の水道インフラが抱える課題が見えてきた。AERA 2024年12月23日号より。 能登半島地震断水水道インフラ上下水道施設耐震化 12/19
「能登の複合災害」被災者や支援者の心理は? 災害精神医学の専門家・前田正治さんが解説 大地震から生活再建を目指す中、豪雨に見舞われた石川県能登地方。「複合災害」で懸念されるのは、ストレス状態の長期化だ。被災者はどのような心理状態なのか。AERA 2024年10月28日号より。 豪雨複合災害能登半島地震 10/26
能登「複合災害」高齢者どう支えるか 「また避難所に来るとは」仮設住宅で浸水被害も 元日の大地震、9月下旬に豪雨という「複合災害」に見舞われた石川県能登地方。長期の避難生活を余儀なくされる高齢者も少なくない。複合災害や高齢化も見越した支援が必要だ。AERA 2024年10月28日号より。 豪雨複合災害能登半島地震 10/25
「40代の自分が『若手』」 能登半島「複合災害」で介護職が苦境に、目立つ若い人の離職 大地震から生活再建の途上で再び災害に見舞われた石川県能登地方。地震の影響で土砂災害が多発するなど豪雨の被害も拡大したが、ハード面だけでなく、ケア力が弱っていた地域を危機的状況に追い込んでいる。AERA 2024年10月28日号より。 豪雨複合災害能登半島地震 10/24
大谷百合絵 〈2024年上半期ランキング 社会編1位〉がれきの下に消えた夫との夢 輪島塗の作品を置ける交流の場を…「ここに翔ちゃんが埋まってたんです」 早いもので、2024年も折り返しです。1月~6月にAERA dot.に掲載され、特に多く読まれた記事をジャンル別に、ランキング形式で紹介します。社会関係の記事の1位は「がれきの下に消えた夫との夢 輪島塗の作品を置ける交流の場を…『ここに翔ちゃんが埋まってたんです』」でした(この記事は1月13日に掲載したものの再配信です。年齢や肩書などは当時のもの)。 能登半島地震輪島2024年上半期ランキング 7/12
福井しほ 〈2024年上半期ランキング 社会編2位〉「痛々しい画像いっぱい流してごめんなさい」 21歳美大生が能登町の写真をSNS載せ続けた理由、届いたエール 早いもので、2024年も折り返しです。1月~6月にAERA dot.に掲載され、特に多く読まれた記事をジャンル別に、ランキング形式で紹介します。社会関係の記事の2位は「『痛々しい画像いっぱい流してごめんなさい』 21歳美大生が能登町の写真をSNS載せ続けた理由、届いたエール」でした(この記事は1月20日に掲載したものの再配信です。年齢や肩書などは当時のもの)。 能登半島地震2024年上半期ランキング 7/11
今西憲之 西村康稔前経産相、地元飲み会で怪気炎 「珠洲は原発に反対した」と被災地を逆なでする発言も【録音データ入手】 5月の上旬、平日の夕刻、兵庫県の淡路島の料理店に、10人ほどの男性が集まっていた。 午後7時ごろ、店に現れたのは、前経済産業相の西村康稔衆院議員。自民党の政治資金パーティー収入の裏金事件では、旧安倍派の事務総長経験者として東京地検特捜部の事情聴取を受け、4月に党員資格停止1年の処分を受けている。この日は地元、兵庫9区の支援者を集めた「飲み会」だった。 西村康稔岸田首相能登半島地震 5/26
北村俊郎 半島の原発はやっぱり危ない? 元原電幹部で原発事故の避難者から見た有事の逃げ道の問題 愛媛・高知で珍しく大規模地震が起きた。四国での震度6弱は現在の震度階級になってから初めてのことだ。マグニチュード6.6は四国唯一の原発「伊方原発」をも大きく揺らした。この先も地震は起きる。原発は大丈夫か。伊方をはじめ、日本の原発の多くは、いざ事が起きた時には事故対応や住民避難が困難な立地条件にある。 原発伊方原発能登半島地震 4/25
永井貴子 ドアが開くと、天皇陛下と雅子さまが立っていた… 能登半島地震の被災地の美容室で、おふたりの声が重なった瞬間 天皇、皇后両陛下は12日、能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県を再び訪れ、被災した人たちを見舞った。地震の傷跡も生々しい商店街を歩いた天皇陛下は、再開した美容室からガラス越しに手を振る町の人たちに気づき、突如ルートを変えて雅子さまと一緒にドアの前に立った。 能登半島地震雅子さま天皇陛下皇室 4/22
太田裕子 天皇陛下と雅子さま 能登半島地震の被災地をふたたび訪問 「さらに低い姿勢」に見える“令和流” 天皇、皇后両陛下は12日、能登半島地震で被災した石川県を訪れ、被災者を見舞った。被災地訪問は3月末以来、2度目となる。象徴天皇制に詳しい名古屋大学准教授の河西秀哉氏は、被災地に足を運んで被災者と向き合う両陛下のご様子から、平成流から令和流への変化を感じるという。 天皇陛下雅子さま能登半島地震災害皇室 4/13
國府田英之 被災者に「がんばろう」がNGな理由 精神状態を悪化させる可能性も 能登半島地震から2カ月 大災害の後、被災地や被災者らに送られるのが「がんばろう」といった励ましのメッセージだ。だが、言葉を送る側は純粋な思いでも、その「がんばれ」というエールが逆に被災者や遺族をつらくさせ、孤独感を強めてしまうリスクがあるという。能登半島地震から2カ月。専門家は、過剰な励ましやアドバイスではなく、「そっと寄り添うこと」の大切さを訴える。 能登半島地震 3/5
吉崎洋夫 岸田首相の防災服「新年会ハシゴでは無意味なコスプレ」 約7割が「着る意味なし」【1000人アンケート】 能登半島地震については岸田文雄首相の対応に批判の声が上がっていたが、他の国会議員の振る舞いや行動についても賛否が分かれる議論が起きた。AERA dot.は緊急にアンケートを行い、災害時に官邸などに集まった閣僚らが着る防災服についてや、発生当初に現地に入るべきかどうかなどについて聞いた。【後編】 岸田首相能登半島地震 2/8
吉崎洋夫 岸田首相の震災対応「10点未満」が約4割 新年会参加に「冷淡でぞっとした」【1000人アンケート】 能登半島地震の発生から早くも1カ月が過ぎたが、現在も住民の1万人以上が避難生活を続けている。当初、SNSでは「初動が遅い」「後手に回っている」などと批判が起きていたが、現在、国会でも、政府の当初の対応について同様の指摘がされている。岸田文雄首相は「迅速に取り組んだ」と答弁しているが、国民の感覚としてはどうだったのだろうか。AERAdot.では緊急にアンケートを実施し、岸田首相の対応などについて尋ねた。【前編】 岸田首相能登半島地震 2/7
米倉昭仁 能登半島地震で液体ミルクの出荷量2倍 高まるニーズも世田谷区や渋谷区で備蓄していない理由とは 元日に発生した能登半島地震の後、調乳の必要がなく、赤ちゃんにすぐに飲ませられる乳幼児用液体ミルクへの関心が高まっている。乳業・製菓大手の明治と江崎グリコによると、昨年の同時期と比べて出荷量は2倍超に。被災地以外でも備蓄の需要が伸びていると見ている。国内での販売が始まって5年。自治体での備蓄も広がっている。 能登半島地震災害防災 1/28