
「森保ジャパン」に関する記事一覧


森保監督はなぜ首をかしげるような采配が多いのか アジア杯で見えた解消されていなかった課題とは
国際大会で歴代最多の10連勝を飾った日本代表は「歴代最強」の呼び声が高かった。アウェーでの親善試合でドイツ代表を4-1で撃破、キリンカップでもトルコ戦で4-2と快勝するなど内容も充実していた。今年元旦に国立競技場で開催されたタイ戦も5-0で圧勝。アジア杯も優勝候補の大本命に目されていたが、風向きが変わる。1次リーグの初戦・ベトナム戦で一時逆転を許すなど苦戦。4-2と再逆転して白星発進したが、2戦目のイラク戦は1-2で敗れる。久保建英(レアルソシエダ)が徹底マークにあうなど綿密に研究された攻撃陣は好機を作れず、守備陣も相手の攻勢に手を焼いた。第2戦から先発8人を変更したインドネシア戦はFW上田綺世(フェイエノールト)が2得点を挙げたが、後半ロスタイムに、ロングスローから守備の詰めが甘く失点を喫した。3-1で決勝トーナメント進出を決めたが、3試合で5失点と不安定な守備陣に課題が残った。3試合連続スタメン出場したGK鈴木彩艶(シントロイデン)のパフォーマンスに批判の声が集中しているが、サッカー雑誌の編集者は違った見方を示す。


強さ際立つ森保ジャパン、“新しい景色”へ向け手ごたえ 「過去最強」を目指す中で課題は
サッカー日本代表“森保ジャパン”の勢いが止まらない。10月13日、新潟でカナダ代表を4-1で粉砕し、国際Aマッチ5連勝を達成。その5試合で計22得点というのだから、いつの時代も指摘され続けてきた「決定力不足」が嘘のような快進撃だ。 内容も称賛に値する。ベスト16で敗れたカタールW杯の後、名波浩、前田遼一両氏を新コーチに迎えて2023年にスタートした第2次政権。最初の3月シリーズは、ウルグイ(△1-1)、コロンビア(●0-1)と偽サイドバック戦術が機能せずにぎこちなさが大いに目についたが、6月シリーズでエルサルバドル(○6-0)、ペルー(○4-1)と大勝して自信を回復させると、欧州で行われた9月シリーズで大国ドイツ(○4-1)を下し、難敵トルコ(○4-2)も一蹴。そして、その“強さ”が偽物ではなかったことを、今回のカナダ戦でも証明した。 ベストメンバーではなかった。三笘薫が辞退し、鎌田大地、堂安律も不選出。コンディション面に不安を抱える選手も多く、カナダ戦は1.5軍とも言えた。だが、それでも強かった。前線からの激しいプレッシングと奪ってからの素早い攻撃が意思統一された中、伊東純也が相変わらずの破壊力を示し、負傷交代が心配ではあるが中村敬斗も決定力の高さ披露。久々の代表復帰となった南野拓実もゴールこそなかったが攻撃を活性化させた。



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