
「朝日新聞出版の本」に関する記事一覧




橋下徹が認める「安倍政権のマーケティング力」とは?
「ブレない政治家」が評価され、ブレる政治家はダメだというのが世の定評。しかし、新著『政権奪取論 強い野党の作り方』(朝日新書)が話題の橋下徹・前大阪市長によれば、むしろ逆だという。政治家が自分の政治信条やイデオロギーに傾倒せず、有権者のニーズや望みを科学的に「マーケティング」し、時々の状況に臨機応変に対応しながら、右に行き、左に行きつつも「前に」進んでいく――ポピュリズムだとの批判はあろうが、経済的に成熟し、価値観も多様化した日本では、この手法以外に有権者はつかまえられない。政権をとらなければ何も始まらないのが、民主政治の一面の真理。安倍政権のマーケティング力を、「多弱」の野党は学ぶべしと橋下氏はいうのだ。








岡田准一の信念 木村大作監督も認めた“本物の殺陣”とは?
木村大作/映画監督・撮影技師。日本アカデミー賞優秀撮影賞を21度、最優秀撮影賞を5度も受賞した日本を代表するキャメラマン。70歳の時に手掛けた初監督作『劔岳 点の記』は、日本アカデミー賞最優秀監督賞など6冠と高い評価を受けた(撮影/写真部・小原雄輝) 『散り椿』/監督・撮影:木村大作/脚本:小泉堯史/原作:葉室麟/出演:岡田准一・西島秀俊・黒木華・池松壮亮・麻生久美子 他 (C) 2018「散り椿」製作委員会 『散り椿』/監督・撮影:木村大作/脚本:小泉堯史/原作:葉室麟/出演:岡田准一・西島秀俊・黒木華・池松壮亮・麻生久美子 他 (C) 2018「散り椿」製作委員会 9月28日より公開となった岡田准一さん主演の映画『散り椿』は、昨年12月に亡くなった直木賞作家である葉室麟さん原作の時代劇だ。今回メガホンをとったのは、撮影助手時代から黒澤明監督の絶大なる信頼を得てきた木村大作監督だ。数多くの日本映画を撮ってきた名キャメラマンが、時代劇にかける思いを語った。