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「朝日新聞出版の本」に関する記事一覧

もう、学校を教員だけで運営するのは無理 正解がない問題へのアプローチを教えるのは誰か?
もう、学校を教員だけで運営するのは無理 正解がない問題へのアプローチを教えるのは誰か? 未だに「正解主義の授業」がほとんどで、正解のない課題のアクティブラーニングを教える教育現場は、国内にはまだまだ少ない。教育改革実践家の藤原和博氏の新著『学校がウソくさい 新時代の教育改造ルール』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集し、同氏が考える新たな教育のあるべき姿を紹介する。
ウクライナ戦争の裏で進む「アメリカの危機」 池上彰「結果的にロシアの世界戦略が成功しつつあるのかも」
ウクライナ戦争の裏で進む「アメリカの危機」 池上彰「結果的にロシアの世界戦略が成功しつつあるのかも」 1年以上たった現在でも激しい戦闘が続く、ウクライナ戦争。すでに世界情勢に多大な影響を与えているが、その行く末はどうなるのか。対外的な戦争を行っている状況で、各国とも内政に問題を抱えている。特に注意しておきたいのがアメリカ国内の分断だ。フランスの歴史人口学者であるエマニュエル・トッド氏とジャーナリストの池上彰氏が対談。『問題はロシアより、むしろアメリカだ 第三次世界大戦に突入した世界』(朝日新書)より一部を抜粋、再編集し、紹介する。
パワハラと訴えられないために 「紙1枚」を活用した部下の上手な叱り方
パワハラと訴えられないために 「紙1枚」を活用した部下の上手な叱り方 部下をもつマネジャーの中には「できることを願って叱責したのに、パワハラだと訴えられる、辞められる」という悩みを持つ人もいるだろう。著書累計50万部超の人気ビジネス書作家・浅田すぐる氏は、新著『あなたの「言語化」で部下が自ら動き出す 「紙1枚!」マネジメント』(朝日新聞出版)で、パワハラと訴えられないために気をつけたいことをまとめた上で、「紙1枚」で部下に指摘すべきことを見極めるための要素を整理する方法を伝授。同著から一部を抜粋、再編集して紹介する。
学校教育のベースは人間の基盤となる「信用」づくり 最も重視する三種の神器とは
学校教育のベースは人間の基盤となる「信用」づくり 最も重視する三種の神器とは 日本では基本的に、すべての物事が「早く、ちゃんと」進む。教育改革実践家の藤原和博氏曰く、これは、日本の学校教育が戦後数十年にわたって「早く、ちゃんとできる、いい子」を育て続けた成果なのだという。藤原氏は、新著『学校がウソくさい 新時代の教育改造ルール』(朝日新書)の中で、学校教育が習慣づけた諸外国に誇るべき価値観について、もう一つ「信用(クレジット)」をあげている。「挨拶ができる」「約束を守る」「人の話が聴ける」ことの習慣がもたらしてくれた物は何なのか。その内容を、同著から一部を抜粋、再編集し、紹介する。
児童・生徒の評価にDX化とAIを活用 教員のパワーは点数化できない分野にシフトを
児童・生徒の評価にDX化とAIを活用 教員のパワーは点数化できない分野にシフトを 教員は真面目に教務に取り組んでいるのに、なぜ、その歯車が時代の変化とともに噛みあわなくなったのか。教育改革実践家の藤原和博氏は、新著『学校がウソくさい 新時代の教育改造ルール』(朝日新書)で、学校の存在感は全教育機関やサービスのおよそ2割にすぎないのだから、逆にもっと自由な教育を先生たちに許してもいいと指摘する。「先生とは、児童生徒のできないことをできるように、わからないことをわかるようにする仕事をしている人たちである」と定義し、責任が無限に増えていく中、教員がしなければならないことに集中すべきだと説く。
日本をフランスが救う? 歴史人口学者エマニュエル・トッドの提言「出生率を高めるには経済的合理主義から脱するべき」
日本をフランスが救う? 歴史人口学者エマニュエル・トッドの提言「出生率を高めるには経済的合理主義から脱するべき」 いまだ終結の兆しのないウクライナ戦争。アメリカのほころびがより顕著になったが、もしアメリカが崩壊したとき、同盟関係である日本は何をすべきなのか……。池上彰氏のそんな問いに、フランスの歴史人口学者、エマニュエル・トッド氏が回答した。トッド氏が提案する三つの選択肢とは。『問題はロシアより、むしろアメリカだ 第三次世界大戦に突入した世界』(朝日新書)より一部を抜粋、再編集し、紹介する。

この人と一緒に考える

学校と先生の役割とは何か? 機能不全に陥った学校というシステムを再定義する
学校と先生の役割とは何か? 機能不全に陥った学校というシステムを再定義する 戦後70年に渡って維持してきた現代の学校というシステム。しかし、「一斉授業」というスタイルは20年前からすでに無理があったのだ。社会全体の無理な要請に応えようとして学校がウソをついている、と指摘するのは教育改革実践家の藤原和博氏だ。藤原氏の新著『学校がウソくさい 新時代の教育改造ルール』(朝日新書)では、学校が「本業回帰」でよみがえるために、複雑になりすぎたシステムをもっとシンプルに問い直し、学校を再定義していく。その内容を、同著から一部を抜粋、再編集し、紹介する。
校長の9割が生徒の未来に関心なし “上”しか見ていないトップは「現場から早く出て行け」
校長の9割が生徒の未来に関心なし “上”しか見ていないトップは「現場から早く出て行け」 生徒たちの未来には関心を向けず、その上にある教育委員会や教育長ばかりを見ている校長がいる。校長職を退任後、校長・副校長・教頭研修に関わり、多くの小中高校を巡った教育改革実践家の藤原和博氏は、守りに徹し過ぎて、もはや好奇心も向上心も失せてしまった校長は全体の9割も存在すると指摘。守りの校長は「現場から早く出ていってほしい」と厳しい言葉を投げかける。同氏の新著『学校がウソくさい 新時代の教育改造ルール』(朝日新書)から一部抜粋、再編集し、「攻め」の校長と「守り」の校長の違いを紹介する。
岸田首相のキーウ電撃訪問に疑問 アメリカ嫌いな歴史人口学者エマニュエル・トッドはなぜ「とても悲しくなった」のか
岸田首相のキーウ電撃訪問に疑問 アメリカ嫌いな歴史人口学者エマニュエル・トッドはなぜ「とても悲しくなった」のか 2022年2月に始まり、1年半が経とうとするウクライナ戦争。世界各国がウクライナへの協力を行うなか、フランスの歴史人口学者であるエマニュエル・トッド氏は日本の岸田首相のキーウへの電撃訪問に疑問を呈する。ジャーナリストの池上彰氏との対談をまとめた『問題はロシアより、むしろアメリカだ 第三次世界大戦に突入した世界』(朝日新書)より一部を抜粋、再編集し、紹介する。
5年で倍率半減!「教員」という不人気な職業 採用倍率が下がれば新卒教員の質も下がる 
5年で倍率半減!「教員」という不人気な職業 採用倍率が下がれば新卒教員の質も下がる  教員の年齢構成から分かるように、学習指導でも生活指導でも、ノウハウを熟知したベテランが減っている。かつ、成り手不足も教育の質の低下につながっている。教育改革実践家の藤原和博氏は「『先生になりたい』という小学生は多く、中学でも塾の先生は人気の職業。なのに、学校がウソくさいことに気づいてしまうため、職業選択過程で優先されない」と指摘する。教員の質が下がる構造を改める方法を、藤原氏は新著『学校がウソくさい 新時代の教育改造ルール』(朝日新書)で述べている。一部を抜粋、再編集し、紹介する。
小3で落ちこぼれが一気に増える理由…抽象化する算数と、ベテラン教員を配置できない事情
小3で落ちこぼれが一気に増える理由…抽象化する算数と、ベテラン教員を配置できない事情 子どもの脳に抽象概念が形成できるかどうかの最も大事な小学3年生にこそ、ベテランの専科教員を厚く張るべきだと主張するのが、教育改革実践家の藤原和博氏だ。藤原氏の新著『学校がウソくさい 新時代の教育改造ルール』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集し、小学3年生の算数から落ちこぼれが出る理由を紹介する。
アメリカがドイツに戦争をしかける理由 ウクライナ戦争で見えた「保護国」に依存するアメリカ
アメリカがドイツに戦争をしかける理由 ウクライナ戦争で見えた「保護国」に依存するアメリカ ウクライナへの最大の支援国としてロシアの軍事侵攻を阻むアメリカ。しかし、アメリカにはドイツへの介入の目論みがあるというのは、フランスの歴史人口学者であるエマニュエル・トッド氏だ。その背景をジャーナリストの池上彰氏との対談をまとめた『問題はロシアより、むしろアメリカだ 第三次世界大戦に突入した世界』(朝日新書)より一部を抜粋、再編集し、紹介する。

特集special feature

    ウクライナ戦争の五つのファクター ロシア、アメリカ、中国以外にも注目すべき二つの国とは
    ウクライナ戦争の五つのファクター ロシア、アメリカ、中国以外にも注目すべき二つの国とは 停戦の兆しもなく、長期化するウクライナ戦争。人類最高の頭脳とも呼ばれるエマニュエル・トッド氏は、ウクライナ戦争に関しては重要な五つのファクターがあるという。ロシア、中国、アメリカに加えて、ポーランドとドイツが重要であるという。その真意をジャーナリストの池上彰氏との対談をまとめた『問題はロシアより、むしろアメリカだ 第三次世界大戦に突入した世界』(朝日新書)より一部を抜粋、再編集し、紹介する。
    学校給食の「残さず食べなさい」は暗黙のルールによる集団圧力 給食が教師にもたらす負担
    学校給食の「残さず食べなさい」は暗黙のルールによる集団圧力 給食が教師にもたらす負担 「給食を残してはいけない」という校則はないが、それを強要する風潮があるのは事実だ。給食指導は教員が複雑な業務の中で気を遣っていることの一つでもある。教育改革実践家の藤原和博氏は新著『学校がウソくさい 新時代の教育改造ルール』(朝日新書)の中で「親が平気で残飯を捨てる風潮がある中で、どれほどこの美徳が維持されるのかは微妙だ」とつづる。同書から一部を抜粋、再編集し、学校給食のウソくささを紹介する。
    “スーパーマン教員”はいない 複雑化した小中学校の仕事をこなせるか? 学校の過酷な環境
    “スーパーマン教員”はいない 複雑化した小中学校の仕事をこなせるか? 学校の過酷な環境 小学校・中学校の不登校児童生徒数は、2021年度で約24.5万人にとなり、前年度に比べ約5万人増となった。なぜこうも不登校児童が増え続けるのか。今、多くの子どもたちが「ウソくさい」学校に息づまる思いをしていると警鐘を鳴らすのが、教育改革実践家の藤原和博氏だ。藤原氏の新著『学校がウソくさい 新時代の教育改造ルール』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集し、同氏が考える教員の苦悩を紹介する。
    アメリカはウクライナを見捨てるのか 歴史人口学者エマニュエル・トッドが指摘する「国内的利益を追い求める」アメリカの姿
    アメリカはウクライナを見捨てるのか 歴史人口学者エマニュエル・トッドが指摘する「国内的利益を追い求める」アメリカの姿 世界を巻き込み、いまなお続くウクライナ戦争。最大の支援国としてウクライナを支えるNATOとアメリカはこれからどうなるのか。フランスの歴史人口学者であるエマニュエル・トッド氏とジャーナリストの池上彰氏との対談をまとめた『問題はロシアより、むしろアメリカだ 第三次世界大戦に突入した世界』(朝日新書)より一部を抜粋、再編集し、紹介する。
    「アメリカがなくなれば、より美しく平和な世界が現れる」 歴人口学者エマニュエル・トッドがアメリカを「怖い」と思う理由
    「アメリカがなくなれば、より美しく平和な世界が現れる」 歴人口学者エマニュエル・トッドがアメリカを「怖い」と思う理由 ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から始まったウクライナ戦争。『問題はロシアより、むしろアメリカだ 第三次世界大戦に突入した世界』(朝日新書)では、フランスの歴史人口学者であるエマニュエル・トッド氏とジャーナリストの池上彰氏が対談。トッド氏が今回のウクライナ戦争を機に見たのは、「変身」したアメリカだという。本書より一部を抜粋、再編集し、紹介する。
    長さの単位「メートル」に隠された権力と革命の物語…測定単位はフランス革命によって勝ち取ったものである
    長さの単位「メートル」に隠された権力と革命の物語…測定単位はフランス革命によって勝ち取ったものである 毎日当たり前のように使っている測定単位。とくに、モノの長さを指し示す「メートル」は、日常生活の中でも使わない日はないだろう。しかし、なぜこの単位が使われているのか知っているか考えたことがあるだろうか。世界で多くの人が使っている測定単位「メートル」は、フランス革命によって人類が勝ち取ったものであった。そのメートルの成り立ちを、『測る世界史 「世界の基準」となった7つの単位の物語』(朝日新聞出版刊)を抜粋、再編集し、解説する。

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