5年で倍率半減!「教員」という不人気な職業 採用倍率が下がれば新卒教員の質も下がる
教員の年齢構成から分かるように、学習指導でも生活指導でも、ノウハウを熟知したベテランが減っている。かつ、成り手不足も教育の質の低下につながっている。教育改革実践家の藤原和博氏は「『先生になりたい』という小学生は多く、中学でも塾の先生は人気の職業。なのに、学校がウソくさいことに気づいてしまうため、職業選択過程で優先されない」と指摘する。教員の質が下がる構造を改める方法を、藤原氏は新著『学校がウソくさい 新時代の教育改造ルール』(朝日新書)で述べている。一部を抜粋、再編集し、紹介する。
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