西尾典文 セ・パ両リーグ「昨季Bクラス」からの巻き返し予感させるチームは? オープン戦も終盤に入り、いよいよペナントレースの開幕が近づいてきた今年のプロ野球。コロナ禍で外国人選手の来日が遅れたケースも多く、戦力的にまだ揃っていないチームがあることも確かだが、各球団ある程度今年の戦い方が見えてきたのではないだろうか。そこで今回は昨年Bクラスに沈んだ球団の中から、浮上の兆しがありそうなチームについて探ってみたいと思う(成績は3月13日終了時点)。 ソフトバンクホークスプロ野球横浜ベイスターズ 3/15
dot.sports 楽天入りの西川遥輝が「絶好調」 日本ハムから“実質戦力外”がパワーの源に? 楽天に新加入した西川遥輝の調子が良さそうだ。話題になったノンテンダーFAは実質的には古巣・日本ハムからの自由契約で、移籍先もすぐには決まらなかった。しかし新天地ではキャンプインからチームに溶け込み軽快なプレーを見せている。30歳を迎える今季、再び輝きを取り戻そうと必死な姿が印象的だ。 ノンテンダープロ野球日本ハムファイターズ楽天イーグルス西川遥輝 3/14
西尾典文 中日・根尾らの世代も明暗 過去5年にプロ入りした「甲子園スター」の現在地 近年はあらゆる問題点が指摘されることが多い高校野球の世界だが、春、夏の甲子園に出場して高校からドラフト指名を受けるというのが日本の野球界におけるエリートコースとなっていることは間違いない。 プロ野球奥川恭伸安田尚憲宮城大弥小園海斗林晃汰甲子園野村佑希高校野球 3/11
dot.sports 中日・中村紀洋と楽天・雄平 2人の新任打撃コーチに漂う“名指導者”の雰囲気 今シーズンから新任コーチとして就任し、評価を上げている2人がいる。中日の中村紀洋・1軍打撃コーチと楽天の(高井)雄平・2軍打撃コーチだ。2人のコーチとしてのアプローチは異なるがともに“名指導者”になりそうな予感を漂わせている。 プロ野球中日ドラゴンズ中村紀洋楽天イーグルス雄平 3/7
久保田龍雄 中田翔は「ナメてるのかな」と怒り 前打者敬遠で燃えた男の“意地の一打”列伝 試合の勝敗にかかわる重要局面では、強打者を敬遠して次の打者と勝負するのも作戦のひとつ。一塁が空いていれば、なおさらその確率は高くなるが、当然、次打者は侮られたような気持になり、面白くない。そして、「オレと勝負したことを後悔させてやる」と燃えに燃え、自らのバットで試合を決めた打者も数多い。そんな男の意地が炸裂した名場面を振り返ってみよう。 プロ野球中田翔亀井善行外崎修汰 3/4
久保田龍雄 イチロー&王貞治もリストに!成立すれば球界の歴史が変わった「幻のトレード案」 トレードが実現するまでには、さまざまな紆余曲折がある。球団同士の交渉は基本水面下で行われることから、これまで不成立に終わったトレードの中には、思わずビックリの大物選手が俎上に上がっていた例も少なくない。 トレードプロ野球佐々木主浩新庄剛志王貞治米田哲也鈴木 一朗 3/1
dot.sports 日本ハム・上原健太の二刀流挑戦はいかに…「夢を感じる素材」は投打で花開くか 日本ハム・上原健太の二刀流挑戦。当初は「話題作りでは」という声も一部ではあったが今キャンプでは投打で非凡なものも感じさせている。大谷翔平(エンゼルス)という世界的スターに続き二刀流として活躍できる選手となれるのだろうか……。 プロ野球上原健太日本ハムファイターズ栗山英樹 2/28
久保田龍雄 「Jacome」ってなんて読む? “一筋縄ではいかぬ名前”が話題となった助っ人たち プロ野球の2022年シーズンも、開幕まであと1カ月と迫っている。今季もメジャー通算52勝のタイラー・チャトウッド、メジャー通算109本塁打のスイッチヒッター、フレディ・ガルビス(いずれもソフトバンク)、メジャー通算96本塁打、98盗塁のグレゴリー・ポランコ(巨人)ら、各球団の新外国人が話題を集めている。 プロ野球助っ人 2/27
久保田龍雄 清原に喧嘩腰で「どうじゃ!」 マウンド上の雄たけびで“大物”の怒りを買った男たち ピンチで強打者を会心の投球で打ち取った直後、マウンドで投手が雄叫びを上げるシーンを何度となく見る。だが、打者にしてみれば、挑発されているようで、当然面白くない。時には我慢できずに感情を爆発させ、トラブルに発展したこともある。 プロ野球清原番長 2/26
西尾典文 プロ野球「現役ドラフト」が導入されたら…昨年の成績もとに“対象選手”を探った 出場機会に恵まれない選手の救済措置として検討されている「現役ドラフト」。コロナ禍で協議が止まっていたが、今年のオフにはようやく導入に向けて動きそうな気配もある。仮に昨年の成績をもとにすると対象となるのはどんな選手になるのか、また他球団からニーズの高い選手はいるのか、探ってみたいと思う。 プロ野球現役ドラフト 2/25
バレンティンの「記録にも記憶にも残る」11年間 記者が見た自由気ままで“義理堅い”一面 個人的に嬉しい知らせが届いたのは、今月14日のことだ。「バレンティン、メキシカン・リーグに移籍」。スマホに届いたその通知は、昨年までソフトバンクでプレーしていたウラディミール・バレンティン(37歳)が、メキシカン・リーグのサルティーヨ・サラペメイカーズと契約したというニュースを伝えるものだった。 ソフトバンクホークスバレンティンプロ野球ヤクルトスワローズ 2/24
西尾典文 プロ野球ドラフト「素材型」上位指名のリスクは? 成功、失敗した選手の顔ぶれ ドラフト候補に関する情報が年々増えていることもあって、かつての森山良二(ONOフーヅ→1987年西武1位)のような驚きの1位指名はなかなか見られなくなったが、それでも事前にそれほど評判になっていなかった選手が上位で指名されるケースは確かに存在している。 ドラフトプロ野球 2/23
dot.sports 中日・根尾昂、今季は“出番減少”も…「話にならない」打撃の改善求められる 中日・根尾昂のキャリアを分けるかもしれないシーズンが始まる。18年のドラフト1位として鳴り物入りで中日に入団してから早くも4年目となり、“結果”を求められる時期を迎えている。 プロ野球中日ドラゴンズ小園海斗根尾昴藤原恭大高木豊 2/22
西尾典文 五輪中プロ野球界で起きた“気になる出来事” 新人&若手の浮上に主力の相次ぐ離脱… 北京冬季オリンピックが2月20日に閉幕した。オリンピックの開催期間中はどうしても各種メディアにおけるプロ野球の扱いは小さくなるが、今週23日からはオープン戦も始まり、いよいよ本格的な球春到来という時期に差し掛かっている。今回はそんな北京オリンピックの裏で起こっていた球界の動きを振り返りながら、シーズン開幕に向けての注目ポイントを探ってみたいと思う。 プロ野球中村健人安田悠馬山田龍聖末包昇大桐敷拓馬池田来翔隅田知一郎鵜飼航丞黒原拓未 2/21
久保田龍雄 巨人で“太く短く”活躍したリリーバー列伝 10代で彗星の如く現れた投手も 巨人の中継ぎ投手といえば、鹿取義隆、角三男、山口鉄也ら、長年にわたって活躍したリリーフエースの名が挙がる。その一方で、活躍期間こそ短かったものの、連投に次ぐ連投でチームを支えた“名脇役”も少なくない。 プロ野球 2/19
西尾典文 守備でもチームに貢献「守れる大砲」といえば? 過去を振り返ると“意外”な選手も 昨シーズンのゴールデングラブ賞は18人中6人が初受賞となったが、その中でも入団当初に守備のイメージが弱かったのが岡本和真(巨人)ではないだろうか。高校時代は投手として肩の強さは見せていたものの、甲子園でもトンネルによるエラーを記録するなど決して守備力が高かった選手ではなかった。 ブーマープロ野球ロペス大豊泰昭山本浩二杉本裕太郎 2/18
dot.sports 巨人の「育成外国人コンビ」の潜在能力が凄い 新たな補強ルート確立できるか 巨人の外国人補強戦略が変わりそうな予感があるーー。20年11月と21年2月にドミニカ共和国で行われたトライアウトで発掘し、育成契約を結んだホセ・デラクルーズとフリアン・ティマの2人に注目が集まっている。 フリアン・ティマプロ野球ホセ・デラクルーズ巨人 2/17
〈先週に読まれた記事ピックアップ〉ポーラの102歳現役美容部員に「美へのこだわり」を聞いてみた 米を研ぐたびに「マニキュアは塗り直す」 102歳、今より元気に美しく堀野智子朝日新聞出版の本美容長生き 7/25