古賀茂明「最悪のタイミングとなった自衛隊の中東派遣」 米軍がイラクの首都バクダッドで、イラン革命防衛隊の精鋭部隊「コッズ部隊」のソレイマニ司令官を殺害した事件。主権国家イランの軍首脳を米軍が殺害したのは、国際法違反を問われる蛮行だ。 古賀茂明 1/14 週刊朝日
古賀茂明「『桜を見る会』茶番の裏で進むカジノ建設」 桜を見る会を巡る騒ぎの陰で、カジノ管理委員会の5人の委員人事が国会で承認された。来年1月7日に内閣府の外局として設置される管理委は、カジノ事業者の免許をはじめ、カジノに関するあらゆる規制を運用する重要な組織だ。初代委員長は検察OBの北村道夫氏が就任する。 古賀茂明安倍政権 12/17 週刊朝日
古賀茂明「下請け、中小企業の雇用維持のための妙案がない現実」 先日、ある大手自動車メーカーに部品や素材を供給する企業の会合に参加した。そこであらためて思い知らされたのが、日本の労働者がいかに厳しい状況に置かれているかということだ。 古賀茂明 12/10 週刊朝日
古賀茂明「日韓対立は百害あって一利なし。得するのは中国」 11月23日、豪州の複数のメディアは、中国のスパイ活動に従事した「王立強」と名乗る男性が、香港や台湾などでの工作活動に関する情報を豪州政府(諜報機関)に提供し、豪州への亡命を希望したと報じた。 古賀茂明安倍政権 12/3 週刊朝日
古賀茂明「『桜を見る会』の文書廃棄はあり得ない」 「桜を見る会」の疑惑が広がっている。公職選挙法や政治資金規正法違反の疑いまで出てきた。しかし、野党がこの問題を追及しても、「関連資料廃棄」という壁に突き当たる。「やましいところがあるから」廃棄したのだろうということまでは言えても、「違います」と返されて終わる。このままでは、「モリカケ」同様、本件の追及も尻すぼみになるのではないかと危惧する声も聞こえてくる。 古賀茂明 11/26 週刊朝日
古賀茂明「安倍政権の働き方改革に騙されるな」 中小企業で働く私の知人(Aさん)は、これまで毎日のように1時間強の残業をしていた。入社したときから続けていたので、特に疑問も持たずに過ごしてきたが、昨年、「働き方改革」という言葉と残業規制強化の話をテレビで見て、「私がいつもしているのは『残業』で、お金を払ってもらうべきなんだ」と初めて気づいた。それまでは、1時間程度の自主的な「居残り作業」はタダ働きで当たり前だと思っていたそうだ。 古賀茂明 11/12 週刊朝日