

國府田英之
プロフィール
1976年生まれ。全国紙の記者を経て2010年からフリーランスに。週刊誌記者やポータルサイトのニュースデスクなどを転々とする。家族の介護で離職し、しばらく無職で過ごしたのち20年秋からAERAdot.記者に。テーマは「社会」。どんなできごとも社会です。
國府田英之の記事一覧




「松坂の弟」と勝手に比較された松坂恭平さんが伝えたいこと 「誰かに作られた自分になってもしょうがない」
きょうだいは別の人間であり、それぞれ違いがあって良い。だが、なにかと比べられがちで、どちらかが息苦しさを感じることもある。過去には、有名な野球選手の弟というだけでマスコミに取りあげられ、時には勝手に比較されたりもして、高校時代の一時期に生きづらさを感じた球児がいた。社会で活躍し父親にもなった彼は、「子育ての参考になれば」と、兄との「差」についての話をインターネットで発信し、自らの経験をつづっている。きょうだいの差に直面する子どもや戸惑う親がいるとしたら、どんなことを伝えたいのか。思いを聞いた。




信号無視死亡事故で同乗者も「教唆」で逮捕 タクシー運転手に「急げ!」は罪に問われないのか
金沢市で起きた交通死亡事故で、車を運転していた女に「早く行け」などと信号無視をそそのかしたとして、同乗者の男が自動車運転処罰法違反(危険運転致死教唆)で逮捕された。交通事故で「教唆」を適用するケースは珍しいというが、車の同乗者が運転手に“指示”を出すことは珍しくない。例えばタクシーに乗る際、「急いで」などと運転手に言った覚えのある人もいるだろう。一昔前では「前の車を追ってください」などのフレーズも再現ドラマなどではよく耳にした。ではその運転手が乱暴な運転をして事故を起こしたら、客の行為は「教唆」になり得るのか。ちょっとした疑問を専門家に聞いてみた。

