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國府田英之

國府田英之

プロフィール

1976年生まれ。全国紙の記者を経て2010年からフリーランスに。週刊誌記者やポータルサイトのニュースデスクなどを転々とする。家族の介護で離職し、しばらく無職で過ごしたのち20年秋からAERAdot.記者に。テーマは「社会」。どんなできごとも社会です。

國府田英之の記事一覧

不要になった家具を「無料」回収業者に依頼したらトラックまで運ぶのに「手数料」取られ 法的問題は?
不要になった家具を「無料」回収業者に依頼したらトラックまで運ぶのに「手数料」取られ 法的問題は? 引っ越しの時などに処分に困るのが家具などの大きな不用品。ネットで調べると買い取りや回収をうたう業者がたくさん出てくるが、回収にかかる料金を巡るトラブルは後を絶たないという。ホームページに明示していない料金を請求してきたり、なかにはトラックに運び込んだ後になって高額の「運搬料」を請求してきたりする事例もあるという。こうした商売の手法に法的問題はないのか。
若者を狙う「マルチ商法」の勧誘実態「やり方はカルト宗教と同じ」 落とされやすい人の特徴とは
若者を狙う「マルチ商法」の勧誘実態「やり方はカルト宗教と同じ」 落とされやすい人の特徴とは 正体を隠して勧誘する宗教団体とともに、全国の大学などが警戒を呼びかけ続けているのが、いわゆる「マルチ商法」の勧誘被害だ。「欲を出してだまされた」「もうけ話に乗った方が悪い」との自己責任論も散見されるが、専門家によると悪質な宗教団体と同様に、ターゲットをマインドコントロールで支配していくのだという。マルチの勧誘実態と、コロナ禍以降に目立つ手口を取材した。
エリートでも陥りやすい「アルコール依存」の現実 家庭崩壊の寸前で“減酒”治療にたどり着いた大手金融社員の告白
エリートでも陥りやすい「アルコール依存」の現実 家庭崩壊の寸前で“減酒”治療にたどり着いた大手金融社員の告白 「酒好きとアルコール依存症の距離はみなさんが思っているよりずっと近い」。これは依存症の治療に携わる専門医の言葉である。国内の依存症患者とその疑いがある人は約300万人と推計されているが、アルコール依存は自分はそうだと認めたがらない「否認の疾患」とも言われる。有名企業でバリバリ仕事をこなしていた「酒好き」のエリート男性は、まさにそんな一人で、ある出来事をきっかけに依存状態に陥り、家庭が崩壊しかけた。単なる「酒好き」はどうやって依存症に陥っていくのか、男性が取り組んでいる「減酒治療」の現状と共に話を聞いた。
巧妙化する「カルト宗教」の勧誘手法 SDGs、就活、ボランティア…富裕層女性は「心」で落とす
巧妙化する「カルト宗教」の勧誘手法 SDGs、就活、ボランティア…富裕層女性は「心」で落とす 安倍元首相の銃撃死亡事件で、山上徹也容疑者(41)の母親が入信している「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」に注目が集まっている。信者の家庭を崩壊させるほど献金をさせる実態が取り沙汰されているが、そもそもこうした「カルト」とも呼ばれる宗教団体は今、いかにして一般人を勧誘しているのか。専門家に取材した。
高校野球報道での「二刀流」の使われ方に疑問 投打で注目される球児を「二刀流」と呼んでいいのか?
高校野球報道での「二刀流」の使われ方に疑問 投打で注目される球児を「二刀流」と呼んでいいのか? 米大リーグ・大谷翔平の活躍によって、最近は高校球児を取りあげた記事でも「二刀流」の文字をよく目にするようになった。ただ、昔から高校野球ではエースで主力打者というのは良くある話で、打撃を生かすため登板時以外は別のポジションにつく投手も珍しくなく、「二刀流」とは言われていなかった。「何でもかんでも『二刀流』と呼ぶのはおかしい」。本来は価値ある呼称が“乱用”されている現状に首をかしげる野球ファンもいる。
非常停止ボタンで山手線止める 「賠償請求すべきだ」の声に弁護士の見解は?
非常停止ボタンで山手線止める 「賠償請求すべきだ」の声に弁護士の見解は? 東京のJR山手線・渋谷駅で、「線路に財布を落とした」という理由で列車の非常停止ボタンを押した若い男性に対し、駅員が激高する様子を撮った動画が拡散された。これに対して、双方の対応とも議論を呼んでいるが、そもそも、財布を落としたなどの理由で非常停止ボタンを押し、列車を遅延させる行為に法的問題はないのか。専門家に聞いた。
「松坂の弟」と勝手に比較された松坂恭平さんが伝えたいこと 「誰かに作られた自分になってもしょうがない」
「松坂の弟」と勝手に比較された松坂恭平さんが伝えたいこと 「誰かに作られた自分になってもしょうがない」 きょうだいは別の人間であり、それぞれ違いがあって良い。だが、なにかと比べられがちで、どちらかが息苦しさを感じることもある。過去には、有名な野球選手の弟というだけでマスコミに取りあげられ、時には勝手に比較されたりもして、高校時代の一時期に生きづらさを感じた球児がいた。社会で活躍し父親にもなった彼は、「子育ての参考になれば」と、兄との「差」についての話をインターネットで発信し、自らの経験をつづっている。きょうだいの差に直面する子どもや戸惑う親がいるとしたら、どんなことを伝えたいのか。思いを聞いた。
元関脇・豊ノ島が語る「てんかん」という病の難しさ 「偏見が怖いから隠すのではなく普通に話せる社会に」
元関脇・豊ノ島が語る「てんかん」という病の難しさ 「偏見が怖いから隠すのではなく普通に話せる社会に」 大相撲の人気力士で、一昨年に引退した元豊ノ島の井筒親方(39)。断髪式が行われた今年5月、子どものころから「てんかん発作」の持病を抱えていたこと、引退後はてんかん患者のために活動をしていくことが報じられ注目を集めた。ところが当の井筒親方に話を聞くと「てんかんのことを良く知らずに生きてきた」そうで、活動をしていくにあたり病気のことを学んでいる最中だという。当事者なのに、なぜ病気のことを“知らない”のか。世の中にあまり知られていないてんかんという病気の特性と、親方の思いを取材した。

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