静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」で、3歳女児が通園バスに置き去りにされて死亡した。昨年7月には福岡の認可保育園で5歳男児のバス車内置き去り死亡事案が発生している。幼児を安全に運ぶべき送迎バスにもかかわらず、現場の安全管理のずさんさが際立つ。国は安全管理を徹底するように全国に通知を出したが、子どもの事故やケガ予防に取り組んできた団体は、「行政による現場への通知は有効ではなかった。置き去りを教えてくれるセンサーなど、子どもを守る仕組みを開発し導入する必要がある」と方針の転換を訴える。
園児送迎バスは本当に安全なのか? 車内“置き去り”だけでなく遅れる「子を守る対策」の実態
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