え、裁判所ってシカが入ってもいいの? 爆弾騒ぎにも動じず3頭が奈良地裁の芝生で草食らう理由 昨年7月の安倍晋三元首相の銃撃事件で、殺人罪などで起訴された山上徹也被告の第1回公判前整理手続きが奈良地裁で6月12日に予定されていた。しかし、山上被告宛てに送られてきた段ボールが危険物の疑いがあるとして、裁判所の職員らが緊急避難する騒ぎに。そんなとき、裁判所の芝生に数匹のシカが。え、裁判所ってシカが入ってもいいの? シカ 6/29
なぜ松下政経塾の会合を市職員が? 埼玉県入間市長が口ごもる“答弁” 「市長はアウト」の指摘も 「第12回松下政経塾出身首長会の開催について(ご案内)」という文書が、この4月、松下政経塾出身の政治家のもとに届いた。松下政経塾を出て全国各地で知事や市区町長を務めている首長が集まる「首長会」とその後の懇親会が6月7日に開催されるという案内の文書なのだが、問題は差出人だ。 松下政経塾 6/28
内閣改造で安倍元首相が推した高市早苗氏の再任はない? 党人事は茂木氏の処遇が焦点 国会が閉じ、解散風もいったん落ち着いた。となると、次の焦点は内閣改造と自民党の役員人事だ。岸田文雄首相が次の総裁選を見据えた際、ライバルをどこに配置するかは重要になる。注目は茂木敏充幹事長のポストだが、前回の総裁選で安倍晋三元首相が推した高市早苗氏の扱いや、マイナンバー制度の問題で対応に追われる河野太郎氏の処遇も気になる。 岸田首相高市早苗 6/27
神戸市でスーツケースに6歳男児の遺体 届かなかった“SOS”の謎 母親ら4人は祖母を監禁した疑い 6月22日午後6時過ぎ、神戸市西区の空き地でスーツケースに入った男の子の遺体が見つかった。警察が身元を調べたところ、地元の保育園に通う穂坂修(なお)君(6)とわかった。一方、兵庫県警は同じ日、修君の母、穂坂沙喜容疑者(34)とその弟、大地容疑者(32)、双子の妹の朝美、朝華の両容疑者(30)のきょうだい4人を監禁と傷害容疑で逮捕した。沙喜容疑者の母、Yさんを自宅の押し入れにカギをかけて監禁し、ケガを負わせた疑いが持たれている。修君と母親らに何が起きていたのか。 事件事故虐待 6/24
ガーシー容疑者、保釈希望も再逮捕へ 綾野剛との直接対決よりも注目される億単位のカネの流れ アラブ首長国連邦(UAE)のドバイを事実上の強制退去となり、6月4日に成田空港に到着したところで暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)容疑などで逮捕された前参院議員のガーシー(本名・東谷義和)容疑者(51)。間もなく勾留期限を迎えるが、起訴されて裁判となるのか、捜査の進展に注目が集まる。ガーシー容疑者は、容疑を「消極的に認める」という方向で供述し、早期の保釈を希望していたが、警視庁は別の容疑で再逮捕する方針を固めたようだ。 ガーシー容疑者 6/23
「自衛隊オタク」と呼ばれるほどの知識があった陸自候補生の犯行に、元隊員のぬぐいきれない「疑問」とは 岐阜市の陸上自衛隊「日野基本射撃場」で自衛官候補生の男(18)が実弾射撃訓練中に3人の自衛隊員に向けて発砲し、2人が死亡、1人が重傷を負った事件は、6月21日で発生から1週間となる。関係者によると、男は「自衛隊オタク」と呼ばれるほど装備や訓練などについて詳しく、高校生の時から自衛隊に入りたがっていたという。一方、発生当時の現場の状況などもわかってきた。 射撃訓練陸自候補生 6/21
服役中の河井克行元法相「すべてをのみ込んだから刑務所にいる」 非公開法廷で述べた発言の真意は 2019年の参院選で広島県を舞台に起きた買収事件。公職選挙法違反(買収)の罪に問われ、実刑が確定した河井克行元法相=服役中=から現金を受け取ったとして、同法違反(被買収)の罪に問われている元県議の裁判に、河井元法相が証人として出廷した。刑務所内に臨時で設置された法廷で非公開で行われた。河井元法相は、自身の実刑判決に納得していないと述べ、「政治家の責任ですべてをのみ込んだから刑務所にいる」などと含みを持たせた発言をしたという。 河井克行 6/20
二階俊博氏は笑顔、世耕弘成氏は言葉少な 3度目の“和歌山戦争”決着で安倍派会長選びの行方は 「解散」をにおわせたと思ったら一転、「今国会では考えていない」と明言した岸田文雄首相。しかし、自民党内では総選挙が間近に迫っているかのように候補者調整が進められてきた。衆院小選挙区の「10増10減」で選挙区が減る地区では少ない椅子をめぐり、さまざまな駆け引きが繰り広げられている。その一つ、和歌山県では、二階俊博元幹事長と世耕弘成参院幹事長という実力者2人による“3度目の闘い”に終止符が打たれたところだった。 世耕弘成二階俊博 6/16
岸田文雄首相が解散の質問で「ニヤッ」とした理由 「一日でも早く」と選挙準備急かす派閥 岸田文雄首相の6月13日の記者会見に永田町がざわついた。解散・総選挙についての質問に「情勢をよく見極めたい」と述べたためだ。「考えていない」というこれまでの内容から、自ら「解散風」を吹かせたともとれる発言。様々な臆測が飛び交うが、議員たちはすでに動き始めている。 岸田首相解散・総選挙 6/14
茂木敏充氏のことは「まだまだかな」 参院のドン青木幹雄氏と記者が話した競馬と政治の“予想” 「参議院のドン」と呼ばれた青木幹雄元官房長官が老衰のため、6月11日に亡くなった。89歳だった。青木氏は長年、同郷の竹下登元首相の秘書として仕え、島根県議から1986年に参院議員に当選。竹下氏が首相に就任すると、青木氏も自民党の実力者として、参院幹事長や会長など要職を歴任。竹下氏が立ち上げた「経世会」を源流に持つ「平成研」(現、茂木派)で竹下氏を支え、派閥内でも大きな影響力を誇った。 茂木敏充青木幹雄 6/14
〈先週に読まれた記事ピックアップ〉102歳現役美容部員「何より自分のご機嫌をとる」 長生きと健康のためにいちばん大切なことは「今を楽しく」 ポーラ美容部員100歳メイク堀野智子102歳、今より元気に美しく長生き健康美容朝日新聞出版の本 6/12