

西尾典文
スポーツライター
プロフィール
西尾典文/1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究し、在学中から専門誌に寄稿を開始。修了後も主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間400試合以上を現場で取材し、AERA dot.、デイリー新潮、FRIDAYデジタル、スポーツナビ、BASEBALL KING、THE DIGEST、REAL SPORTSなどに記事を寄稿中。2017年からはスカイAのドラフト中継でも解説を務めている。ドラフト情報を発信する「プロアマ野球研究所(PABBlab)」でも毎日記事を配信中。
西尾典文の記事一覧



阪神、オリックスはやはり上位? 3年後に「投手王国」を形成しそうな球団トップ3
昨年38年ぶりの日本一を達成した阪神。日本シリーズで敗れたもののパ・リーグ三連覇を達成したオリックス。両チームともに大きな強みとなったのが強力投手陣だ。チーム防御率、失点数はともにリーグ最少で、他球団と比べて層の厚さが際立っていたことは間違いない。しかしオリックスは絶対的エースだった山本由伸と、昨年二桁勝利をマークした山崎福也がともに退団しており、その穴を埋めるのは簡単ではないだろう。また阪神も村上頌樹、大竹耕太郎がいわゆる“2年目のジンクス”に苦しむ可能性も否定できない。そこで今回は3年後の2027年に投手王国になりそうな球団をトップ3形式で選んでみたいと思う。






“源田の後釜”はアマ選手?「2026年のWBC」新戦力として期待、侍Jで主役になれる男は
昨年はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)優勝に沸いた侍ジャパン。10月に井端弘和監督が新たに就任すると、若手中心のメンバー構成というレギュレーションで行われた11月のアジアプロ野球チャンピオンシップも優勝。今年3月に予定されている欧州選抜との強化試合では大学生4人が招集される見込みと言われており、11月のプレミア12、さらには2026年開催予定の第6回WBCに向けて新戦力をいかに発掘していくかが重要になりそうだ。そんな中で昨年のWBCには選ばれなかったものの、次回のWBCでは主力として期待できそうな選手を探ってみたいと思う。

ソフトバンクは“千賀の後釜”現れず…「エース不在」となった4球団に明暗、誰がバトン引き継ぐのか
このオフのフリーエージェント(FA)やポスティングシステムによる移籍も全て正式決定したが、近年目立つのが“エース”と呼ばれる投手のメジャー移籍だ。3年連続投手四冠に輝いた山本由伸(オリックス→ドジャース)だけでなく今永昇太(DeNA→カブス)、上沢直之(日本ハム→レイズとマイナー契約)が退団し、前年も千賀滉大(ソフトバンク→メッツ)が海を渡っている。また他にもエースとして活躍してきた投手の力が落ちて、世代交代が必要となっている球団は少なくない。そんなエース事情が気になる球団の現状、明暗などを探ってみた。