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550万円で14年前に購入した米国債はいったいいくらに? FPが勧める「三つ」のドル建て資産
円安の流れが止まらない。10月14日、円相場は一時1ドル=148円台まで値下がりし、19日には一時149円50銭付近を推移。いよいよ150円の大台がちらついてきている。1990年以来、実に32年ぶりの円安水準だが、それにともない輸入原材料価格が急上昇。私たちの身近な商品の値段もどんどん値上がりしている。それをなんとかカバーしようと最近、資産運用についてファイナンシャルプランナー(FP)に相談する人が非常に増えているという。円安への資産防衛の手段として有効なのはドル建て資産を保有することだ。まずは実例を紹介したい。




【夫婦のお財布事情2000人アンケート】相手の収入を知らない人は16%「聞きづらい」の声も
10月からビール類をはじめ幅広い酒類が値上げされた。食品だけで6500を超える品目が値上げされる見通しで、家計の重荷となりそうだ。そんな「値上げの秋」に家計は耐えられるだろうか。「夫婦のお財布事情」を探るべく、AERA dot.はYahoo!ニュースを通じ「配偶者またはパートナーがいる人限定でお金の管理」についてアンケートを実施し、2000人から回答を得た。(調査は2022年8月17日に実施。対象は対象はYahoo! JAPANユーザー2000人。男女比は6対4、年代は20代が4%、30代が15%、40代が33%、50代が30%、60代以上が17%、その他1%)

メタバース本格参入の企業増も、いまいち何ができるかわからない…ITオンチ記者が驚いた世界観とは
10月1日、NTTドコモはメタバース事業に本格参入するため、新会社「NTTコノキュー」の事業を開始した。従業員は約200人。今後600億円を投じるという。1年前、米巨大IT企業フェイスブックは社名を「メタ(Meta)」に変更し、メタバース企業を目指す姿勢を鮮明にした。すでに国内でもさまざまな企業が参入し、総務省もメタバースを活用するための研究会を立ち上げた。ところが最近、米アップルのティム・クックCEOは「普通の人が、メタバースが何なのかを理解できるとはとても思えない」と発言した。ITオンチの記者も、もれなくその一人だ。そこで、ここでは「メタバース」について、ITジャーナリスト・西田宗千佳さんにやさしく解説してもらった。


特集special feature


円安で逆風吹き荒れるなか「追い風」となった日本の年金積立金 右肩上がりを続けているワケ
米国公的年金がリーマン・ショック以来の市場の暴落に苦しんでいる。約4400億ドル(約64兆円)の資金を運用する米国最大の年金基金・カルパース(カリフォルニア州職員退職年金基金)は今年6月末までの12カ月間に6.1%の損失が出たことを発表した。今年、米国の年金資金は平均10.4%減少すると、年金基金の調査を行うNPOエクアブルは予測する。その一方で、私たち日本の年金積立金の今年度第1四半期の収益率はマイナス1.91%と、減少幅は米国と比べてずっと小さい。その背景には円安による恩恵がある。年金積立金の運用を行う年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)に聞いた。



